ノジスミレとコスミレのツーショットが見られました

スミレ
コスミレ コスミレ葉
コスミレ コスミレの葉裏
9時30分に家を出た時には空は晴れていたが空気は冷たかった。最低気温は4℃で寒かったが次第に南風になり 日中は14℃くらいまで上がる予報通りに暖かくなった。
道場5丁目の川のほとりのノジスミレの株は小さかったが、よく見ていくと水なし堀の斜面にコスミレの株も あった。ノジスミレとのツーショットも撮り、久し振りなので柱頭の形と側弁の毛のあるのも確かめた。念の為調べてみたら関東の コスミレは毛がないのが普通という。でも葉裏は赤いしコスミレに間違いない。

自転車道迂回路際のゴルフ場の柳は軟らかな緑の若葉をなびかせていました

富士山がきれいに見え、自転車道迂回路では柳が若緑色の如何にも軟らかそうな葉をなびかせていた。
塚本の原野ではノウルシが赤や黄色そして緑の模様を作って、芽生えから花をつけ始めたものまで様々な成長 過程のものがあり、ノカラマツも色々なものが見られた。バアソブの芽生えもあり、タケノコのごく小さいようなヨシの芽生えも見 られた。
柳の若葉 ノウルシ
柳の若葉 右上は芽生え左下は少し成長し上はもっと大きいノウルシ
西遊馬築堤工事は珍しく3月末を待たずに終わっていて静かだった。土屋の新しくアスファルト舗装したいわ ゆる河川敷の緊急道路は何故か通行止めになっていた。

錦乃原桜草園ではサクラソウが4株花を付けていました

錦乃原桜草園のサクラソウは4株が花を付けていた。花壇の所に2株あり、内側の段のやはり柵近くに一株見え た。例年一番の所は蕾も付けていないようだった。
錦乃原桜草園
モズ"/ アブ
錦乃原桜草園を睥睨するモズ アブラナに飛んできたアブ
一回りして見ると広い区画の真中あたりにもう一輪ポツンと咲いていた。3株はそれぞれ北風を受けにくい柵 の近くだったが、この株だけは周囲に何もなくどうして早く咲いたのか不思議だった。毎年田島ケ原より早いのも不思議だ。
サクラソウ2株 サクラソウ サクラソウ
花壇の一番暖かい所の2株に花 やっと見えた所の花は3花でしょうか 広い空間に一株だけ咲いていました
周囲にいつも見られるトウダイグサはそれらしき芽生えが全然無かったのは不思議だった。
期待した島根の田んぼ地帯のノジスミレも小さな株があっただけでガッカリ。塚本近辺の荒川堤防ではカラス ノエンドウの花が1輪だけ咲いているのを見つけた。

ノウルシとノカラマツそしてノカンゾウが繁茂しています

原野
河川敷の原野ではフキノトウが大きく育っていた。大きな半球形を作っているのは雄株だろう。雄株はすべて 両性の筒状花という。小さくて細長いのが雌株だ。
ここも主流はノウルシとノカラマツそしてノカンゾウだ。ノウルシは植えたのでもないのに円形に生えている。
ノウルシの若葉は段階的に色が変化していくので、群落の成長段階により色が違うのが面白い。
固まって群生している小さな双葉のオオブタクサを抜いてみるとカイワレそっくりだった。比較的簡単に抜け るがなにしろ数が多い。束になって抜ける所はいいが一面に生えている所は手間ばかりかかり、もう少し大きくなった方が抜きやす そうだ。
エキサイゼリ シムラニンジン
エキサイゼリとヒロハハナヤスリ セリ科のシムラニンジンの若葉
シムラニンジンの繊細な若葉が伸び出していた。ヒロハハナヤスリは陽が当たる裸地に群生し始めた。小さい 植物だけにノカラマツの群生している所には生えられないようだ。ここではノカラマツが多すぎる気もするがこれは準絶滅危惧(NT)だ。
田起こしをしていた農耕機が近くに来てなんと畔を作っていた。実に簡単にきれいな畔ができてくる。農耕機 のすぐ後を2羽のカラスが付いて歩き、間を置いてハクセキレイが追いかけているのも面白かった。
平成24年4月23日作成