一番遠くでパンクされ、約12qを曳いて帰ってきました

青葉園に行くのをあきらめて帰る事にして堤防下の最短コースを歩いた。日曜日だったのでダンプが通行しないのが 幸いだった。
昼食中だった模型ヒコーキグループの一人が「自転車がパンクしているよ」と声をかけてきた。パンクしているので曳い ているので、それこそ無用の口出しの他の何物でもない。でも立場を逆にして考えると僕も案外同じことを言うかもしれないと気付いた。
一種の親切心なのだがこれ程不要で不適切な言葉はない。近くの自転車屋でも知っていなければ言わない方がいい言葉だ。
でも、自転車を曳いていたのでカワラヒワの大群に気付いた。群れに出会うのは久しぶりで、走っていたらまたスズメの 群れだと見過ごしていたと思うので、これはパンクに感謝だ。
カワラヒワの群れ
工事中の健保グランドに舞い降りて採餌に夢中なカワラヒワは60羽近くいたようだ
カワラヒワ スズメの群れ
カワラヒワ スズメの群れ
塚本地区の堤防は全面がセイバンモロコシに 覆われ、荒涼たる風景を醸していた。
蝶はほとんど見なくなったが、モンシロチョウとモンキチョウそしてベニシジミだけは1〜2見られた。食草があったのだろうか。
セイバンモロコシ一色の堤防
モンキチョウ
セイバンモロコシ(西蕃蜀黍)は地中海原産のイネ科の多年草。地下の根茎を伸ばして群生する厄介な帰化植物。1945 年に確認されてから東北以南の河川敷、荒地に繁茂する。霜や乾燥などのストレスによりシアン化水素を植物体内に生産することや、硝酸塩 を含むことから飼料としては役に立たず、種子でも増えるので強害草となっている。

 鴻沼川沿いのカナメモチが今年も赤い実を満艦飾に付けています

最初の頃カナメモチが分からずに「教えてgoo」に実を付けた写真を添えて投稿した。
すぐに回答があったのはクロガネモチで自信を持って断定していた。横浜市港南区の木でもあるとの注釈もあった。その 他の回答は無いままに期限切れになってしまった。
カナメモチ
クロガネモチ
左はカナメモチ。上はクロガネモチの実 2014年12月30日大崎園芸センターにて撮影
私もはじめはクロガネモチかと思ったが実の付き方が違う。クロガネモチは葉腋から伸びる短い果柄に3〜5固まって実を 付けるが、カナメモチは枝先に約10pの円錐花序を立て実を付ける。
結局この時は正解が分からずそのままにしてしまって悪い事をした。
でも2者にはもっと大きな違いがあった。カナメモチはバラ科の常緑小高木で葉には細かい鋸歯がある。一方クロガネモチ はモチノキ科の常緑高木で雌雄異株。葉は全縁だ。

 西遊馬公園の堤防内に河川防災ステーションの工事が進行中です

河川防災ステーション工事現場
荒川西遊馬地区河川防災ステーション整備工事現場 左奥に見えるのは大宮武蔵野高校
看板
マメグンバイナズナ
西遊馬公園の堤防を広げる工事が大掛かりに行われ自転車が迂回させられていたと思ったら、堤内の河川防災ステー ションの工事が始まってまたまた自転車道が大きく迂回させられている。
この辺りは秋には野菊が咲き乱れる堤防だったのに見る影もない。
防災ステーションとはどのような機能を持った基地なのか、おそらく地元ではなく他地区のための基地のような気がす るが、被害者意識が強すぎるだろうか。
土屋地区の工事用道路の脇にマメグンバイナズナがけなげに多くの白い花を咲かせていた。せめてもの自然の憩いだ。

 治水橋から下流の左岸堤防は自動車教習所や運動公園を削って拡幅しています

治水橋の下流の左岸堤防はいよいよ健保公園運動場や自動車教習所の敷地に盛土を始めた。
下流の新大久保樋管の前後も工事は進んでいて治水橋から下流の左岸工事は7〜80%くらい進行しているようだ。
見取り図
二ツ宮上築堤工事看板
上の完成予想図は下流から治水橋方面を望む。
告知看板は2枚ともH27になっているが両工事とも予算が付けられたのが平成27年3月以前なのだろう。お役所のやり方は 独特で分かり難い事が多い。
二ツ宮上築堤工事
荒川西区二ツ宮上築堤工事 治水橋側より下流方面を望む
平成29年1月4日作成