生きた化石とも言われるメタセコイヤとチガヤがきれいに紅葉していました

11月27日は孫たちを送って行ったりで、定時観察は28日になったが、風も無い穏やかな天候の一日だった。
メタセコイヤ
大宮カントリーのメタセコイアがきれいに紅葉していた。紅葉とも黄葉ともとれる独特な鮮やかな色だった。
メタセコイアはヒノキ科の針葉樹で生きた化石と呼ばれる。化石でしか発見できないとも思われていたが、1945年中国四川省(現在の 湖北省利川市)で生育しているのが発見された。日本名アケボノスギ。メタセコイヤ属は葉や枝が対生するのが特徴。よく似たラクウショウ(落羽松)は互生し 球果が大きく、気根(膝根)を出すのが区別点。
チガヤ
荒川堤防の秋ヶ瀬グランド側の斜面ではチガヤがパッチワークのよう に様々に黄・紅葉していた。
チガヤはススキと並んで刈り取り草原の代表種で、地下茎は横に這い所々で葉をまとめて出すという。地上部を刈り取られると速やかに 回復し、2週間くらいで元に戻る。このため刈り取り回数が多い所ではススキに優先するので、年に3回の除草がある土手はチガヤにとって最適な生育場所のようだ。
紅葉は葉緑素が少なくなって緑色が無くなり赤くなるので、単に枯れたのではなく乾燥しやすい南向き斜面では特に鮮やかという。

 田島ケ原サクラソウ自生地の2018年の草焼きは1月17日の予定です。

自生地と草焼き告知
田島ケ原サクラソウ自生地を守る会の仲間が草焼きの告知がしてあったと教えてくれたので自生地に寄ってみた。
看板によると1月17日(水)の予定だ。今年もオギやヨシを刈り倒して燃えやすくして実施するようだ。9時に点火し、順調に行けば13 時頃には終了するだろうが、天候や風が大きく作用するので終了時間はあくまで未定だ。
当日や事前の天気などにより中止の場合もあるが不確定要素が多いので注意してほしい。

 台風21号の災害跡がまだそのままに残っていました

昭和たんぼを走りノーザンカントリーと健保グランドの間の自転車道の入り口に来て、台風21号の置き土産がそのままに残っているのに びっくりした。
初めて見たのが不思議だったが、10月の定時観察の時には治水橋を渡って飯田新田に行くので昭和田んぼから青葉園に直行したのでここ はカットした為と思い出した。
台風の爪痕 台風で倒れたままのフェンス
台風21号の置き土産がまだそのままでビックリ その先の倒れたフェンスもそのままだった
もう一ヶ月以上経つのに修復しないとはどうしてなのか。恐らくゴルフ場もさいたま市も相手の管轄にしてほっかむりしている結果なの だろうと思う。
土屋田んぼで12時15分だった。
前方を見るとダンプが固まって何台も止まっていた。昼休みに入ったのだろう。正確には分からないが運行中のダンプは12時になるとその 場でストップして昼食時間になるようで、こうゆう風景は結構目にする。
土屋田んぼのダンプのランチタイム
16台のダンプが固まって止まっている様は何となくホッとする風景です

 ニラが実を付けている風景は花の時とは趣が違いました

ニラの種子"/
イヌガラシ タネツケバナ
イヌガラシク タネツケバナ
農道脇にニラが種子をつけていた。ヒガンバナ科ネギ属で古事記にはカミラ(加美良)、万葉集にはククミラ(久々美良)の名で登場すると いう。花は花弁3枚、苞が3枚で花弁が6枚のように見える。実は3裂し小さな黒色の種子を落とす。
道場の飛び地の荒川河川敷の原野はまさに荒地で、セイタカアワダチソウだけが目立つ一面の枯れ野原だった。周囲の水を抜いた田んぼ には小さなイヌガラシ、タネツケバナがそれこそ小さな花をつけていた。

昭和外築堤工事
昭和地区昭和外築堤工事現場
昭和田んぼと大久保浄水場との間の旧大久保樋管部分の堤防が昭和外築堤工事として大掛かりな工事に入っていた。また一つ通行止めが 増えたというだけだ。
平成30年1月14日作成