4月24日に念願の宇宙サクラソウと栄小学校で対面してきました

宇宙サクラソウとは24日に対面してきた。全てが早い今年は遅すぎるとも思ったが、思い切って栄小学校に行って来た。やはり殆どがも う花を咲かせ終わって果実を付けないように剪定してあった。
栄小学校桜草花壇
宇宙サクラソウは見易いように真ん中の列の一番手前に立て札を立てて陳列してあった。
宇宙サクラソウ
でも中には花茎を2本立てたのが2株見られた。
宇宙サクラソウ
左上の花は同時期に花を付けたようで、2本の花茎は地中から伸び出していた。8番の表示があった。
下の株は12番だったが、一本はまだ蕾でかなり時間差があるようだったがまぎれもなく一芽から2本の花茎が立っていた。
もっと早く来ていれば3本以上の花茎を立てた株も見られただろうがそれはまた来年以降の楽しみにしておこう。

 28日の錦乃原櫻草園はヨシの間から覗いたサクラソウの刮ハが大きく感じた

錦乃原櫻草園はヨシとオギに覆われていた。正門から入って左側の今年一番サクラソウが多く感じたブロックとその先の花壇ブロックは ほとんどヨシが占拠していた。
サクラソウの刮ハ
ここではヨシの間からサクラソウの名残花と多くの刮ハが垣間見えた。
ヒゲナガハナバチ
自転車道側のブロックは殆どがオギに覆われてあまりサクラソウの姿は見られなかった。
河川敷全体に多く見られたナヨクサフジが園内にも入り込んでいたが、吸蜜にヒゲナガハナバチが見られたのはサクラソウの結実にも役立ったと十分 に想像できた。

 青葉園はフジとヤシオツツジが満開でした

青葉園ではフジが満開でそろそろ終わりに近く、白花は既に終わっていた。ツツジも鮮やかな赤色が目立ち白系も咲いていた。
満開の藤棚
マメ科の花は蝶形花と言われる独特の形をしている。上側の大きな花弁は旗弁といい虫を呼び寄せる役目があるようだ。左右に小さな側弁 があり、下の2つは竜骨弁で虫が止まると下がり雄しべ雌しべが露出して虫の体に着く仕組みだ。写真はもう授粉し終わったのだろうか竜骨弁から露出していた。
フジの花
庭の植え込みではツツジが咲き誇っていた。
ムラサキヤシオ
シロヤシロ
ツツジは華やかすぎるからだろうか何となく敬遠する事が多くて名前もヤシオツツジくらいしか知らなかった。
今回ヤシオツツジを調べてみると種名ではなくアカ、シロ、ムラサキヤシオの総称と知った。
上の赤いツツジはアカヤシオかと思ったが、一つの枝に多くの花が付いているのでムラサキヤシオのようだ。

 久し振りにタチイヌノフグリやスズメノエンドウを観察しました

いつもは往路に通り、何かめぼしいものがある時を除いては通り過ぎる事が多い塚本の荒地に寄ってみた。
見慣れたものばかりだったが、どれもよく見るとそれぞにれ味がある。
ハナウドは早いものが花を開きかけていたがほとんどが蕾の段階だった。この時期のハナウドは花を想像できないくらいお粗末だ。まるで ぼろのオンパレードみたいなのは面白い。
ハハコグサは全体に綿毛が多く冠毛がほうけだっている事からホウコグサと呼ばれそれが転訛したものとの説がある。でも草全体のイメ ージは古い時代の母親像をイメージさせる。オギョウの別名もあり春の七草の一つ。
イヌガラシの果実は長角果と呼ばれるが細長い円柱形で弓形に曲がるので、短角果のスカシタゴボウと区別できる。
ハハコグサ イヌガラシ
ハハコグサの両性花の周囲に細い雌花がある 同じアブラナ科のイヌナズナは姿も果実も違う
久し振りでタチイヌノフグリを見つけたが、普通は青色なのに白だった。花は陽が出ないと開かないのであまり見る事が少ない。
ハナウド タチイヌノフグリ スズメノエンドウ
セリ科ハナウドは白い小さな花をつける オオバコ科のタチイヌノフグリ カラスより小さいのでスズメノエンドウ

令和3年5月4日作成