調節池工事は順調に進んでいるようですが・・・・
梅雨明けと同時に襲ってきた猛暑、以前なら早朝に出て暑さを回避したが、そんな気力がわかないのはやはり年のせいだろうか。暑さに立ち向かっていく気力が薄れてきた気がする。。
今日はいつもより少し早めの9時30分頃に出発しただけだった。
堤防の除草は年2回になってしまったようで、若いセイバンモロコシも嬉々として空を目指している。早朝に花開いたメマツヨイグサも萎れた花が道に倒れ込んでいる。
工事地のフェンスは何処もアレチウリやオオブタクサなどの外来種天国で大型のつる草が伸び放題だ。
こんなんだったら何故フェンス沿いの立木を全部伐採してしまったのか、本当に馬鹿げている。
少し先のメタセコイヤ並木を全て切り倒してその残骸も手際よくきれいに運び出した辺りは何もなく閑散としている。
こうも対照的なのはどうした訳だろう。あれだけの大きなたくさんのメタセコイヤをよくもきれいに運び出したものだと皮肉の一つも言いたくなる。
普通片付けるのは後回しになりがちだが手際の良さには感心するばかりだ。
新しい看板はどれも素晴らしい内容に見えましたが・・・
今日は何故か新しいきれいな看板が目についた。
荒川第二・三調節池は安全な荒川への大きな一歩です
当然の事ですよね。そのために調節池工事が行われ、そのために日々汗を流し努力されているのは分かります。
色々な施設の役割や機能が細かに説明されています。調節池がその機能を果たすために必要な施設が分かり易く図解されています。
素晴らしい完成予想図です。想定外の大雨があってもきっと調節池を機能させて東京都を洪水の被害から守る事と思います。頑張って素晴らしい調節池を建設して下さい。
でも、調節池は地元さいたま市に何をもたらしてくれますか?メタセコイヤをはじめ立木や在来動植物(鳥類を含む)を総て無くされて、その代償は自分達には直接利益の無いセメントの立派な設備だけです。
せめて囲繞(ぎょう)堤は従来通り芝張をして終わりではなく自然保護にやさしい囲繞堤を工夫し、池内水路や整備用道路は工事のし易さ優先ではない工法がとられるべきです。これからの工事は地元の自然保護との調和を踏まえる事は絶対に必要です。
これからは経験したことのない自然災害がおこり、工事地と受益地が異なる工事が増えると思います。その時のためにも地元の自然保護に配慮した工事は絶対に必要だし、当然の事です。
荒川第二・三調節池工事が行われています
荒川第二・三調節池工事は通常では見えないところで行われていますが、確実に進んでいるので概要図は掲載していきます。
上記は荒川上流河川事務所のH.Pの荒川洪水調節池の整備より
令和6年6月13日作成