行きには見られなかったジャコウアゲハの卵が見られてビックリ
処暑が過ぎても相変わらずの猛暑で、この日は暑い上に南風が強かった。
2週間くらい前に除草が終わっていた鴨川堤でウマノスズクサの様子を見て中土手橋から荒川堤防に上がった。
鴨川堤は除草は終わっていたが、桜の木が老齢化しているようで伐採の時期なのだろうか。幹にピンクのテープが巻かれていた。
堤防の草たちも除草の時期をわきまえているのだろうか、ウマノスズクサは場所によってはかなり多くの葉をつけて、株数も増えているような気がして嬉しかった。
中土手橋から荒川堤防に上がるとこちらはノリ面も堤防上もぼうぼうで、ようやく少し先で旗を立て除草車が音を立てて動いていた。
帰りに念のためにもう一度寄ってみた。
まさかと思ったが一個付いていた葉があった。そうなると現金なものでずぐに3つ付いているのを見つけ4つもあった。
ジャコウアゲハの姿は見えなかったが、間違いなく3〜4時間の内に産み落とされた卵だ。
ウマノスズクサの葉裏の卵 | 卵は直径2oくらいの大きさ |
羽根倉橋を降りた所には少年野球のグランドがあります
羽根倉橋の信号を降りていくと正面には調節池の工事用道路があり、堤防に突き当たって右折すると前方はるかに排水門が見えるようになった。
当初は何の建物かと思ったが、工事地のパンフに書かれている位置関係からも、見えてきた建造物からも排水門なのは確実だ。
この排水門は野球グランドを抜けた先の竹林の真向いあたりだ。ほとんどの樹木を伐採している中でこの竹林を残しているのは奇跡みたいなものだ。
地元の強い要望があったのだろうか。
とにかく野球グランドの辺りは囲繞堤も近くになるようだし、ここらあたりは子供たちの遊び場として自然を残して欲しい。
万が一にも立ち入り禁止などにならないようしっかりさいたま市は市民の憩いの場を確保して欲しい。
今回も素晴らしい看板が見られましたが地元への配慮は感じられませんでした
各区毎に請け負った業者が宣伝のために作った看板が多く目につきます。でもその中に何か地元への配慮が感じられるのがあってもいいと思うのは私だけでしょうか
この看板でも何か新しい事を始めたという記事は見当たりません。
前回も書きましたが、調節池は地元さいたま市に何をもたらしてくれますか?メタセコイヤをはじめ立木や在来動植物(鳥類を含む)を総て無くされて、その代償は自分達には直接利益の無いセメントの立派な設備だけです。
せめて囲繞(ぎょう)堤は従来通り芝張をして終わりではなく自然保護にやさしい囲繞堤を工夫し、池内水路や整備用道路は地元の自然と調和した形を考え実施していきたいとの言葉が欲しいです。
不思議な事に越流堤の近くには西遊馬運動公園があり、この排水門の近くには少年野球のグランドがあります。少年たちが自然に親しめる数少ないチャンスを立入禁止で無くしてしまわないように、今から安全面にも配慮した自然に優しい調節池を建設して欲しいと思います。
荒川第二・三調節池工事が行われています
荒川第二・三調節池工事は通常では見えないところで行われていますが、確実に進んでいるので概要図は掲載していきます。
上記は荒川上流河川事務所のH.Pの荒川洪水調節池の整備より
令和6年6月13日作成