<ホソバヒメミソハギ(細葉姫禊萩)>

ミソハギ科ヒメミソハギ属

学名(属名+種小名)Ammannia coccinea

属名は17世紀ドイツの植物学者Ammmannに因む。種小名のcoccineaは紅色の意
ホソバヒメミソハギ 細葉姫禊萩
撮影:左は06年9月7日、右は8月27日いずれも西区植水の休耕田にて
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葉は対生し、長さ3〜5p 根・茎 茎は4稜があり、下部は木質状になる
花径約4o、葉腋に2〜5個付く 果 実 刮ハは球形で約4o。種子は多数
高さ 高さ20〜100p、斜めの枝を多く出す 花 期 6月〜10月
生育地 水湿地や水田に普通に見られる 分 布 本州(埼玉県以西)から沖縄
別 名
花言葉 美人薄命(鮮やかな色の花が落ちやすい)
渡 来北アメリカ原産、1952年長崎県佐世保で採集近似種 ヒメミソハギ

和   名 ミソハギは禊萩が縮まったものという。もともと盆花として精霊棚を清める為に使用された。萩は花の構造は違うが形が似ている事から。溝に生える萩の転訛との説もある。
在来種の姫禊萩は花が小さい事からで、細葉姫禊萩は読んで字の如し
雑   記 細葉姫禊萩は休耕田いっぱいに群生していたが、繁殖力が強く在来種の姫禊萩を圧倒しているようだ。は色鮮やかだが花弁は落ち易く、丸い刮ハは暗赤色で結構花の代わりをしているようにも見える。秋には草全体が紅葉して華やか。

06年12月9日作成