ケシ科クサノオウ属
学名（属名＋種小名）Chelidonium majus var.asiaticum
属名のchelidoniumはギリシャ語のchelidon(ツバメ)からでツバメの飛び始めと花の咲き始めが同時期だからとも、母ツバメがこの植物の
乳液でヒナ鳥の目を洗い視力を強めたからとも言われる。種小名のmajusはより大きいの意。アジアの変種。
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| 撮影：左は2013年4月6日 右は2011年5月6日いずれも荒川河川敷にて |
※上の写真はクリックすると大きくなります |
| 葉 |
羽状に深く裂け、裂片は大小不同 |
根・茎 |
茎は毛が多く切ると黄色の乳液が出る |
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| 花 |
花径約2㎝、花弁4枚雄しべ多数雌しべ太い |
果 実 |
長さ3～4㎝の細長い蒴果で熟すと裂開する |
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| 高さ |
30～80㎝ |
花 期 |
4月～7月 |
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| 生育地 |
日当たりのよい道端や草地 |
分 布 |
沖縄を除く日本全土 |
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| 別 名 |
白屈菜（中国名） |
花言葉 |
思い出 |
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| 渡 来 | 在来種 |
近似種 |
ヤマブキソウ |
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| 和 名 |
茎や葉を切ると黄色い汁が出る事から草の黄ともその汁が丹毒などの皮膚病に効能があることから瘡（くさ）の王
とも、またその液が鎮痛などにも効果があり薬草の王という意味から草の王などとの諸説がある。 |
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| 雑 記 |
クサノオウの花は鮮黄色できれいだが、草全体に毛が多くて白っぽく草姿はあまりきれいとは言えない。そして路傍や草原など荒れ地や放棄地に生育
する事が多く環境的な印象もあまりよくない。皮膚病に効能があるとか鎮痛効果もあり薬草として優れているようだが、黄色い汁には毒草のイメージが強
く親しみ難い野草。
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2013年5月12日作成
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| 開花と同時に落ちる2枚の萼が珍しく見られる 13年4月6日 |
茎や葉に細かい毛が多く、特に蕾は目立つ 10年5月8日 |
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