<ヤノネグサ(矢の根草)>

タデ科イヌタデ属

学名(属名+種小名)Persicaria nipponensis(Polygonum nipponense)

属名はpersica(桃)に葉が似ている。polys(多)+gon(膝・節)茎に多くの節があるから
ヤノネグサ 矢の根草
撮影:左は06年10月11日桜区道場5丁目休耕田、右は11月1日見沼区にて 
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葉は互生、葉柄があり長楕円形で先が尖る 根・茎 茎は円柱形で毛はなく、刺も殆ど無し
総状花序は短く密で、花柄には腺毛がある 果 実 痩果は3稜形で褐色で長さ2.5o
高さ 約50p 花 期 9月〜10月
生育地 田んぼや湿った所 分 布 北海道から九州、東アジアにも
別 名
花言葉 依頼心が強い(茎が斜めに伸びるから
渡 来
近似種 アキノウナギツカミ、ミゾソバ、イシミカワ

和   名 葉の形が「矢の根」すなわち「鏃(やじり(矢尻))」に似ている事が名の由来と言う。
でも鏃が何故矢の根と言われたのか疑問に思い、「根」を新明解国語辞典でひいてみた。「根を下ろす」の意味として根が地中に張って、容易に抜くことができない状態になる。と出ていて、鏃の機能からと分かった。
また矢の先の尖った部分が矢先というは分かるが何故尻なのか。単なる当て字にすぎないのだろうかと思ったが、杖の尻(=先)という使い方があってチョット納得した。
雑   記 去年もミゾソバが群生する休耕田に同時期に群生していて、ヤノネグサと思ったがどの図鑑にも茎にまばらな刺があるとなっていたので今ひとつ確信を持てずにいた。
しかし花柄には腺毛があり、茎にはほとんどない事もあるようでようやく同定できた。でも今年見沼田んぼで見たヤノネグサにはホンの少し刺らしいものがあり安心した。
10月の終わり頃からかは紅葉し、茎も葉もきれいな赤色に染まっていた。
鏃の形とは少し違うようですがきれいに紅葉した葉

06年11月12日作成