今冬一の冷え込みの予報だったので寒さ対策は万全を期しました

マンスリー・レポート27の1月は大寒の一番の寒い時だが、今年はまさにその通りの予報だったので、7時少し 過ぎに万全の寒さ対策をして家を出た。
今日は霜で化粧した草達を撮るのが一つの目的だったが、このところ堤防の一面を覆ったさすがのセイタカア ワダチソウも寒さにすっかり萎れ弱々しく霜をつけていた。
セイタカアワダチソウ スイバ
霜害で萎れたセイタカアワダチソウ 巨大なスイバのロゼット
ホトケノザ ? ヤエムグラ
ホトケノザ ヤエムグラ
土屋の横堤の西遊馬側のノリ面はスイバやヒガンバナ、そしてハナウドなどの大型のロゼットが白く化粧して いたが、ヤエムグラなどの小さな植物は大きな霜に覆われて見えないくらいだった。

錦乃原桜草園では早朝から会員の方達がヨシの運び出しをしていました

錦乃原桜草園では8時半前だったのに5〜6人の守る会の会員の人達なのだろう刈ったヨシの運び出しをしていた。 まだ3分の1くらいは刈り残していたが、ボランティアの人達だけでは大変で思わず声をかけてしまった。
今年は刈り取り作業がかなり遅いので野焼きをするのかと思っていたが会独自ではナカナカ難しいのかもしれ ない。
霜に覆われた畑地
一面の霜に覆われ白い大地に変身した土屋地区の畑地

青葉園では久し振りの霜柱と氷に懐かしい思いでした

霜柱
青葉園では隣の空き地にしばらく見なかった霜柱が立っていて思わず踏みしめたいような気持ちに襲われた。
お花を替えようとしたら凍りついた花さしの形の氷がスポッとついてきた。面白かったのでもう一つもと思っ たがこちらは陽が当たっていなかったのでスッとは抜けなかった。
このところ暖冬が続いたせいか氷も久し振りで懐かしい気持ちだった。水入れも凍っていて平べったい長楕円 形の氷がとれた。

カシラダカとアオジそしてコゲラに出会いました

復路はどこもよらず道場近辺まで帰ってきた。島根の田んぼ地帯でムナグロかタゲリの群れに出会わないかと 期待したが残念ながらカワラヒワらしき小さな群れを見ただけで、河川敷のいつもの原野に寄ってきた。
こちらが歩くに連れてスズメらしきの群れが枯ヨシやオオブタクサの枯幹の中から飛び上がっては舞い降りる のはいつもの事だった。
低い所にいるスズメやシジュウカラは素早いので少し高い所の枝に止まっている小鳥を探してシャッターを押 してみた。パソコンで見るとホオジロ科のカシラダカとアオジのようだった。
カシラダカ アオジ コゲラ
カシラダカ アオジ コゲラ
そろそろ戻るつもりでカナムグラなどのつる草が枯れて低くなっている所を踏んで行くと、すぐ近くのオオブ タクサの枯幹でコゲラが忙しく採餌していた。
ドラミングをして何かを食べている。ズームしなくても写せるくらいに近づいても逃げなかった。上に行った り回り込んだりして夢中になっている。しばらくすると尻尾からツツーと下がってドラミングしそれを繰り返している。
餌が少なくなっているのだろう、長い間動画を撮らせてくれてフト何かを見つけたように飛び去った。
カシラダカ(頭高):ホオジロ科の冬鳥。開けた環境を好み河原、農耕地に群れる。時々冠羽が立って見えるのが 名の由来。冬鳥としてはツグミと同じように数が多く珍しくないというが、私は初めてだった。全長15pでスズメと同大。
アオジ:ホオジロ科の留鳥または漂鳥。胸から腹が黄色にまだら模様。冬は市街地の公園などでも普通に見られ る。藪を好み草の実を食べる。名は緑を含めた広い意味の青でオスの頭の色に由来するという。
コゲラ(小啄木鳥):白黒模様の日本最小のキツツキ

秋ヶ瀬取水堰は埼玉県と東京都の水道水を確保しています

今日は生協の荷物を受け取らねばならなかったが、寒さ対策に一生懸命でうっかりキーホルダーを忘れてしま った。一旦家に戻ったが久しく行っていなかった秋ヶ瀬取水堰の方に行ってみた。
秋ヶ瀬取水堰
埼玉県と東京都の水道水の水がめ役の荒川取水堰
午後から冷たい風が強くなり途中から囲繞堤の荒川側の河川敷を進んだ。
越流堤まで行って斜面の水位計をみると約6メートル堤防より低くなっていた。洪水時にはここからサクラソ ウ自生地や彩湖方面まで冠水させる装置だ。
帰りはフォローの囲繞堤天端道路から秋ヶ瀬公園側を見ると広大な採土場をおもちゃのようなダンプやショベ ルカーが動いていた。
朝は西遊馬築堤工事現場や土屋のアスファルト舗装した緊急用河川敷道路にダンプが列をなしていたが、すべ てここから土を運んで来たのだと得心した。
平成24年1月31日作成