第6回田島ケ原サクラソウ自生地保存管理計画策定委員会を傍聴しました
第6回田島ケ原サクラソウ自生地保存管理計画策定委員会が27日14時から教育委員会室で開かれた。
3月9日の第5回以来約10カ月振りの会議だが、中心的な役割をしていた係長が4月の人事異動で交代した影響のようだ。
長く開催されなかったので復習的な意味合いもあり、保存管理の基本理念と基本方針が事務局より示されたが、い
ずれも今まで語られている抽象論で、具体的なものや目新しいものはなかった。
ハクモクレンの白い長い軟毛に覆われた大きな花芽が陽に輝いていた。3月頃には長さ7〜8pの花を咲かせるが、
花弁が6個、萼片が3個でどちらも白色で区別はつかない。
委員からは専門的な見地からの文言の相違などが指摘され、他の委員からは前回の提案も実行されることなく終わ
ってしまった反省から、ペナルティのようなものも記す必要があるのではないかとの厳しい意見が述べられた。
サクラソウの増減に関しては今年の春にGPSによる調査が行われた。
サクラソウの花の時期に自生地内に踏み込んでの調査はかなり反発があった。それもあって調査結果には大い
に期待していたのに何等の発表もなく、まして今後の方針についての言及はなかった。
また、指定区域の測量が行われ杭も打たれているが、正確な面積の発表や新しい柵をどうしていくのかの計画説明
もなかったのはどうしてなのだろう。
上尾の浅間台でソシンロウバイの一輪の花を見つけました
午前中に行った上尾の浅間台付近は生産緑地で植木屋さんが多い。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)が花を咲かせていないか探しながら行くと、蕾をたくさんつけている中にミノムシみた
いな実が付いていた。
少し先にはようやく開きかけた花が1輪あった。光沢のある花被片は萼片も同じ黄色でらせん状についている。今
シーズン初めてで何とも嬉しかった。
ソシンロウバイは中心が暗褐色のロウバイより花が大きく香りも強いので庭木などに多い。花弁に艶があり蝋のよ
うだから蝋梅、また臘月(陰暦の12月)に咲くので臘梅との2説があり前者が一般的のようだが有名な宝登山は臘梅園だ。
さいたま築堤工事はますます大掛かりになり荒川堤防はセメントで固められそうです
斜め模様の明るい囲いが左下から大きく伸びて迂回路が無くなった大久保樋管工事現場
青葉園には29日に行ったので、さいたま築堤工事は年末年始の休みに入りどこも休工中だったが、二ツ宮築堤工事
と西遊馬築堤工事が大掛かりに行われている。
大久保樋管工事現場は迂回路が無くなり、荒川運動公園には抜けられなくなっていた。工事自体は終わったようだ
がいよいよ本格的な土盛り工事が行われるようだ。 とにかく築堤工事に緊急河川道路を絡めているので工事自体が大掛かりになっている。
安倍内閣になって公共工事に重点を置く政策のようなので、さいたま市の荒川堤防はいよいよセメントで固めれて
しまいそうだ。
そんな中羽根倉橋から下流の堤防上のヒガンバナは一列に並んで、広げた葉に冬の太陽をいっぱいに受けていた。
来年は5年目になる花の季節に多くの花を咲かすべく地下の根茎に栄養分を十分に蓄えている。
平成25年1月11日作成