ヤブミョウガには一株に両性花と雄性花がつきます
前日の26日に関東図書を訪問。一応予定の原稿は全て渡して残っているのはあとがきだけになった。
今回渡された校正は用紙が大きくなって字が小さくなったように感じてしまった。でもこれも次第に本の形態に近づいているという証左
で、一つの過程なのだろうと気づいた。
取り敢えずの表紙の試案も渡してきた。試案をブログに載せて進捗状況をアップしておくのも自身の励みのために必要だ。
青葉園では境内でネジバナが見られ、休憩所の横の植え込みではヤブミョウガが咲き、キンシバイの花も見られた。ヤブミョウガの群生
は2003年頃から鈴木宗男の公判を傍聴に行っていた頃、日比谷公園や皇居で見慣れていたので何となく親しみを感じる。
でもヤブミョウガがツユクサ科というのは初めて知った感じで、あらためて色々調べてみた。
ヤブミョウガ(藪茗荷)はツユクサ科の多年草。茎や葉は毛がありざらつく。茎の先に白い花が数段輪性状につき円錐花序を作る。各層とも
5〜6枚の苞葉があり花序の枝は平開する。雄しべは6個。一株に両性、雄性の花がつき、両性花では雌しべが長く突き出て、雄花では雄しべが長く子房が小さ
く雌しべも短い。
ネジバナはラン科の小さな多年草。ねじれは右巻きと左巻き両方がある。
キンシバイ(金糸梅)は花の形が梅に似て色が黄色の事から。オトギリソウ科の半落葉小低木。中国原産で江戸時代に渡来した。
シロバナシナガワハギやアオツヅラフジの小さな花も見られました
アオツヅラフジの花は2〜3見られただけだったが、近くにアシナガグモが居た。見つけた時は手足を前後に伸ばしまさにアシナガグモだった。
日本全土に生息し平地から山地にかけて普通のようだ。
復路はこのところ荒川運動公園辺りから左岸堤防の天端を走って帰ってくる。途中にシロバナシナガワハギの大株があった。東京湾埋立地でも
黄色い花をつけるシナガワハギより多く見られるというマメ科の帰化植物だ。
朝が早かったので道場の飛び地に寄ってみると、ハナウドが完全に分果だけになっていた。
撮った時には気づかなかったが、ハナウドによく来るアカスジカメムシが写っていた。この虫は色が派手なので天敵に狙われ難いらしくカメムシ
特有の嫌なにおいを発しないので親しみがある。
令和2年11月3日作成