アレチウリが柵のみならず木々を覆っていました
羽根倉橋から下った自転車道迂回路はゴルフ場と荒地の間を走る。昭和田んぼは中央の農道に出るが、非舗装のでこぼこ道はそのままつ
ながっている。いつも小鳥などとも会え、ドラマもありそうな凸凹道を走る。
前回はオオブタクサなどに覆われ走るスペースを確保するのも大変だった。アレチウリが樹に駆け上って覆い尽くしている所もあった。
今回この道が倍以上に拡幅されていた。最初は通り易いくらいに思ったが、考えてみると上流に予定されている第2第3の調節池工事のた
めのダンプの通り道予定路と気づいた。
でも、前後の自転車道迂回路はどうするのだろう。当然堤防に戻さねばならないだろうが、どうなる事か楽しみだ。
セイバンモロコシは塚本の横堤を覆い尽くし哀れをとどめたのは野菊です
秋ヶ瀬運動公園辺りの堤防ではセイバンモロコシが赤い穂を出し始めたところでまだ本当に可愛い感じだった。
ところが塚本の横堤に行ってみてビックリ。いっぺんに外来種の繁殖力の強さを目の当たりにした。
一昨年の27レポートでは野菊とセイバンモロコシの勢力図が変わった事を嘆いていたが、今年はそれどころではなかった。
野菊は居候もいいとこでかろうじてほんの何カ所か小さなところに花をつけているだけだった。全面セイバンモロコシで下の方のわずか
なところに野菊が見られるだけだった。
ギンモクセイが爽やかな芳香を放っていました
錦乃原櫻草園で以前に満開の時に出会った事があったので、今年はどうなのか確かめに行ってみた。
近くに行くと爽やかな香りが漂っていた。キンモクセイよりあっさりした香りなので何となく親しみが持てる。でも花はあまり見当たら
ない。あれこれ見回してようやく見つけた。白色の花は径4oほどでキンモクセイよりは大きい。あれこれ角度を変えてみると結構咲いていた。葉腋に束生する
ので葉の陰になって見つけ難かった。
ギンモクセイの葉は幅があるので花が見難い | 約4oのギンモクセイの花 |
日本ではキンモクセイがポピュラーだが単にモクセイというとギンモクセイを指す事が多く中国名は桂花という。雌雄異株でキンモクセイ
は日本では実が見られないがギンモクセイの大きなものは結実するという。
馬宮の田んぼでカントウヨメナが咲いていました
馬宮の田んぼ地帯の農道脇の所々にカントウヨメナの花が見られた。うす紫がかった大きめの花だ。
遠くに大きなサギが居たのでダイサギかと思ったが、嘴がみじかめなのでチュウサギのようだ。
青葉園の休憩所の脇にスイフヨウが咲いていた。前回もそう思いつつもう一つ確証が無かった。
きょうは白い花が赤く変化する途中の花も見られハッキリ酔芙蓉と同定できた。気温で変わるようだ。
この日は錦乃原櫻草園の事務所があるという馬宮公民館、渡辺さんが勤務している植水公民館に寄って「さらなる100年に向かって」を置
いてきた。渡辺さんがお休みだったのは残念だったが両館とも親切な応接だった。
令和2年10月28日作成