桜図書館の15周年記念市民講座が発表になりました
雲が多く空を覆っていたが、雨が降るような気配はほとんど無く、風も無かったので10時に家を出た。
途中羽根倉橋からの自転車道のゴルフ場との境は前回アレチウリに覆わてていたが、今回は殆ど枯れ姿だった。何となく違和感を抱きな
がら走っていてフト気づいた。どうやら除草剤を使ったようだ。
プラザウエストには14時30分頃に着くとレストランは何と14時までに営業時間が短縮されていた。
仕方なしに掲示板の田島ケ原サクラソウ自生地天然記念物指定100年の市民講座のポスターを撮って近くのお店に行く事にした。
発表が1ケ月前になり、コロナが勢いを増してきた時だけにどうなるか心配だったが、とにかく発表されてよかった。
新型コロナの拡大だけが心配だが、万が一の場合は延期または中止も有り得るというが、とにかく100周年を青木義脩さんの記念後援で締
められるのは嬉しい事だ。
是非多くの郷土を愛する方の参加を頂きたい。
ナンキンハゼという名がふと浮かんだのは10年前の経験からでした
羽根倉橋から河川敷の迂回路に入ってすぐ前回若い実をつけていた木の名前が分からないままだったのを思い出した。今回は白いロウを丸
めたような実に変わっていた。
上は今回見られた白いロウ質の仮種皮に包まれた種子。果皮は裂開すると3個の種子を出し自然に抜け落ちるが写真ではまだ残っている
のも見られる。
右は2010年7月7日堤外の道場の飛び地で見られたナンキンハゼの木。小さな黄色い花をつけた長さ8〜16pの総状花序がたくさん見られる。
右は2010年7月7日堤外の道場の飛び地で見られたナンキンハゼの木。小さな黄色い花をつけた長さ8〜16pの総状花序がたくさん見られる。
ナンキンハゼ(南京櫨)はトウダイグサ科の中国原産の落葉高木で各地に植栽されているという。樹皮は灰褐色で縦に裂ける。枝や葉を
傷つけると乳液が出る。葉は互生し横幅が広く先は尾状に長く尖る。花は7月小さな黄色い花を総状に長くつける。雌花は花序の根元に2〜3付く。11月頃きれい
に紅葉する。
白い実(種子)を見て唐突にナンキンハゼという名が出てきた。
何の根拠も見た記憶も無いまま名だけが確信的に浮かんだ。
何なのか自分のホームページで調べてみた。
何と2010年の夏に荒川堤外の原野の奥の方で出会っていた。それも何回となく行ってナンキンキノカワガの幼虫に刺されたりしている。
そしてこの年末には小石川植物園で白い種子も見ている。また2014年11月には大船植物園できれいな紅葉まで見ていた。
それが全く記憶にないという事はあきれてしまった。元々記憶力にはあまり自信がないがこんなにすっぽり抜け落ちているとは本当に恐ろしい。
メタセコイヤが紅葉しカントウヨメナが咲き残っていました
メタセコイヤが紅葉していた。正直あまりきれいとは思わなかったがカメラ写りがいいようだ。
スギ科の落葉高木で別名アケボノスギ。メタセコイヤ属は絶滅したと考えられていたが1945年に揚子江の支流で発見された事から生きてい
る化石として有名になった。葉や枝が対生するのが特徴で、よく似たラクウショウは葉が互生し球果が大きい。
葉は側枝に対生し秋に紅葉すると側枝ごと落ちる | セイバンモロコシに占拠された中で助けを求めているよう |
馬宮の横堤の上からは眺望が360度開けていた。前回はここから馬宮公民館を探して道に迷ったりしたが少し先から降りて青葉園をめざして
みようと思った。
道なりに下りて行くと何となく見慣れた風景が開けた。何と馬宮公民館の裏手に出た。この地区は結構神社が多い事もわかった。馬宮中学校
に迷い込んだりしたがそう遠回りする事も無くいつもの道に戻れた。
今回は落葉が多く掃除に時間がかかってしまったが13時に青葉園を出て帰路についた。いつもの所から堤防上に上がろうと思ったら工事中
の旗が見え、下を通る事にした。
大久保の横堤は前回も書いたがセイバンモロコシが占拠しますます我が物顔に紅い穂を林立させていた。
そんな中でカントウヨメナが3輪、肩を寄せ合いながら花開いていた。
令和2年11月29日作成