風が無く比較的暖かな日曜日だったのでツーリングも多かった
雨の降る気配はないが雲の多い空模様で、比較的暖かな日曜日だった
晴れている時とは違って富士山は霞んでうっすらとしたシルエットだった。でも頂上付近は雪で白くなっているのが見られた。
ツーリングのグループが多く見られ、次々追い越していったが、いつもように声を掛けるグループは全然なかった。コロナ騒動で大きな
声を出すのは控えていたのだろうか。
一面枯れ野原の中にノイバラの赤い偽果が目についた。液果に見えるのは萼筒が膨らんだ偽果で中には約3oの痩果が5〜12個入っている
という。バラ属の果実は子房が膨らんだ本当の果実ではない、上についている萼片が証拠だ。
錦乃原櫻草園でチョウゲンボウが樹の上から辺りを睥睨していました
錦乃原櫻草園はカヤが刈り取られてきれいな枯れ野原になっていた。
錦乃原櫻草園を自転車道方面から望む
正面に回ってみると上を切られた立木にチョウゲンボウらしきが見えた。何時も少し高い柵の上などにいる事が多く、こうして高所から
辺りを睥睨しているかのようなチョウゲンボウの姿は初めて見た。
チョウゲンボウはハヤブサ科のハト大のスマートな鳥。語源は不明だが、長元坊という不思議なお坊さんに由来するとか下から見た飛ぶ
姿がヤンマに似ているのでトンボの方言「ゲンザンボウ」に由来するとか諸説があるようだ。オスの頭と尾は青灰色、メスは茶褐色とうから写真ははメスのようだ。
上は来る途中のヨシ原で2〜3羽が飛び交っていたホオジロ。下は冬鳥のツグミだ。
ホオジロはスズメより長めの尾の両側が白く、顔に黒白の模様があるのが特徴。ツグミはムクドリよりスマートで眉斑、胸にまだら模様が
ある。
蕾ばかりのロウバイが馥郁たる香りに包まれていました
今回は馬宮公民館の所から57号線を越えて青葉園に行く道が分かればショートカットできそうだとの思いを廻らせて行ってみたのが大失敗。
大きな道路が無く住宅街の細い道を右や左に曲がりながらやっとの事で青葉園の北駐車場に着いた。
家で西区の地図を見ても今まで行っていた道以外には行けるような道は無く1時間近い無駄な時間を過ごしてしまった。
お墓参りを済ませて待合室前の植え込みに行くとロウバイが多くの蕾を付けていた。でも蕾だけでも馥郁たる香りがあたりに漂っていたの
は不思議だった。
令和3年1月3日作成