0                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               荒川堤防はセイバンモロコシの我が世の秋です 2022年10月27日(木) 晴

 荒川堤防はセイバンモロコシが我が世の秋を謳歌し始めました

セイバンモロコシ
浦和ゴルフの所から上がった荒川堤防は若い セイバンモロコシが大きく秋空に伸び出していた。
堤防
コシロノセンダングサが渡来したのは幕末の頃のようだが、地球温暖化のせいでこのところ急激に増加する傾向にあるという。両種の 雑種のアイノコセンダングサも多いといい、3種を区別しない説もあるようだ。
工事現場
自転車道との間のネットは我が物顔に繁茂していたアレチウリを取り除いてスッキリした

 錦乃原櫻草園で久し振りに満開のギンモクセイに出会えました。

ギンモクセイ
ginmokkusei
ginmokkusei
ギンモクセイ(銀木犀)は中国を原産地とするモクセイ科モクセイ属の常緑小高木。キンモクセイの方が一般的だが基 本種はギンモクセイ。江戸時代に中国から渡来。木犀は樹皮が動物の犀の肌に似る事から。開花期は9月〜10月で開花期間は約一週間。
花は先端が4裂する花径約5oの合弁花。雄花には2個の雄しべと先の尖った不完全な雌しべが一つ付く。
キンモクセイ
キンモクセイの花は今年は2度咲きした。暖かい年には2度咲きする事があるのが園芸家の間でも話題になっていたようだが、温暖化の影響 で2度咲きが増えたとも言われている。
9月21日に中島小学校で校舎の前の一列に植えられたキンモクセイ並木に驚いた。これ以降小学校にキンモクセイが植 えられているのが多い事に気が付いたが、この時はまだ花は全然見られなかった。
9月27日に新開小学校の野鳥の森のキンモクセイが蕾を付けているのを見つけた。10月2日には栄和小学校で満開の キンモクセイが香っていた。
10月15日に鈴谷小学校でキンモクセイが蕾を付けているのを見つけて違和感を覚えた。若い実かとも思ったが雄株な のに実を付けるはずがないと思い直したりした。10月16日には与野南小学校で咲いているのを見た。10月20日には新宿御苑で満開のキンモ クセイが秋の陽を受けて輝いていた。
キンモクセイの花の寿命も精々一週間か10日くらい、完全な2度咲きだった。中島小学校では今秋は2度もキンモクセ イの芳香に包まれたのだろうかと思いを巡らせた。

 塚本の横堤(大久保第2横堤)はセイバンモロコシの天下でした

繁茂するセイバンモロコシ
塚本の横堤(大久保第2横堤)の野菊は今日のメインの一つだったが、横堤全体がセイバンモロコシに覆われて野菊は 所々セイバンモロコシの隙間に居候しているだけで実に情けない状況だった。
nogiku
ここ4〜5年は特に顕著だが、どんどんセイバンモロコシの天下になって、野菊は片隅に追いやられている。
キタテハ
セイバンモロコシは1945年頃進入した外来種の多年草。風媒花で種子と根両方で繁殖するという。
セイタカアワダチソウにハナバチ
昼食はプラザウエストでとり、河川敷の耕作放棄地に行ってみた。久し振りの道場ヶ原は雑草が生い茂りとても入れ たものではなかった。入り口付近の耕作放棄地はもう何年になるのだろうすっかり荒地になってしまった。でもその中にサクラタデやカン トウヨメナが咲いていたので、強引に中に入ってみた。
カントウヨメナ サクラタデ
典型的なカントウヨメナ サクラタデ

 荒川第二・三調節池工事が行われています

荒川第二・三調節池工事は通常では見えないところで行われていますが、確実に進んでいるので概要図は掲載していきます。

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上記は荒川上流河川事務所のH.Pの荒川洪水調節池の整備より
令和4年10月7日作成