地元民の意向を尊重した掲示板のようにも感じました
27日は午前中は曇りで午後から雨になるとの予報だったが、雲は多かったものの明るい空だったので思い切って出かけた。

猛暑の影響でヒガンバナの開花が遅れていて普通なら彼岸が過ぎるとすがれ始めるのにまだ蕾が多く見られた。中土手橋から上がった堤防の両側もちょうど見頃だった。。
ここのヒガンバナは植えられてもう15年以上になる。
当初植えた女性は川越の荒川上流河川事務所迄お願いに行ったようだが、堤防は不可との事だった。そして警告文も貼られた。
間もなく八島ニュータウンの前の5mかさ上げされた堤防のノリ面にも住民の有志の方たちによってヒガンバナが植栽された。

今では地域の風物詩にもなって、今回はかさ上げされた羽倉橋までの天端の両側にも植栽されたて、きれいに花開いた。
ここにはお願いの看板が立てられていたが、基本的には堤防に植物などを植えられては困るとの事なのだろうが、取り敢えずは婉曲的にお願いをしている。

左のQRコードは2009年1月26日のフグさんの雑記帳のレポートです。
堤防の天端の両側に植栽したヒガンバナへの警告文です。かなり時代臭を感じます。

旧ゴルフ場との境界は当然無くなると思いますがどうでしょう

金曜日の午後だったが完全週休2日制を目標にしているらしい調節池工事場は森閑としていた。
健保グランドとの境は大きなヤナギやエノキはバッサリ切って境の金網沿いのクルミなどは伐採したにもかかわらずかな網に絡んだつる植物が大きく伸びていた。

人間の手が入らずに自然のままに放置されると大きく伸びる植物がある。キクイモもその類らしくこの日は工事地の塀や土手のノリ面に大群落をつくっていた。
法面に芝を張って、天端を舗装し、堤防が完成しますとありますが
前回も載せた「新しい堤防をつくる準備をしています」の完成予想図のstep3は「法面に芝を張って、天端を舗装し、堤防が完成します」と建設DXに取り組む新しい工法への朝鮮など微塵も感じられません。

先日ネットで利根川下流河川事務所が出版した「地域との協働による多様性に富んだ堤防植生づくり手引書(案)があるのを知りました。
平成17年のかなり古いものですが、建設DXを謳って堤防工事をやるのなら参考にされていると思いますが、雄来通りの芝張と天端舗装を行って何ら地元のさいたま市に環境に対する配慮がないのはあまりに情けなすぎます。
さいたま築堤に始まる周囲堤のかさ上げ工事でも法面を芝生で覆って2〜3年後にはセイタカアワダチソウやオオブタクサそしてセイバンモロコシの天下になっているのは実証済みではないですか。
羽根倉橋から桜草橋にかけての左岸堤防の天端舗装にしても舗装した結果環境が悪くなり、ヒガンバナを植栽したともいえます。
とにかく周囲堤の工事後の悲惨なさいたま市の荒川堤防がありながら全く環境に配慮しない第2・3調節池、囲繞堤建設では情けないの一言に尽きます。
とにかく荒川左岸堤の現状を知らない人間ばかりで荒川第2・3調節池建設を進めていては地元の環境への配慮など生まれる筈はありません。
何か環境の為にトライしてください。一部でもチガヤ張の法面を作り舗装しない天端を工夫してみてください。
荒川第二・三調節池工事が行われています
荒川第二・三調節池工事は通常では見えないところで行われていますが、確実に進んでいるので概要図は掲載していきます。
上記は荒川上流河川事務所のH.Pの荒川洪水調節池の整備より
令和6年6月13日作成