撮影:08年9月13日さいたま市の荒川河川敷本川沿いにて | |
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葉 | 互生しほぼ円形で基部は浅い心形 | 根・茎 | 茎は丸くて稜があり縮毛が多い |
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花 | 雌雄同株異花序、雄花序は長い柄につく | 果 実 | 長さ約1p、やや扁平な楕円形で軟毛を密生 |
高さ | 盛んに分枝し巻きひげによってからまる | 花 期 | 9月〜11月 |
生育地 | 土手や河川敷 | 分 布 | 北海道から九州 |
別 名 | 花言葉 | 嫌われ者(クズをも覆う) | |
渡 来 | 1952年渡来。北アメリカ原産 | 近似種 |
和 名 | 巻きひげのあるつる性の1年草で、草姿がウリ科の植物に似ているので瓜の名がついたが、果実はまるで似ていない。トゲ の生えた果実は特異でこれに似たものは今の日本にはないという。荒地は文字通り河川敷などの荒地に繁茂する事から。 |
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雑 記 | 関東地方に特に多いというが、さいたま市の荒川河川敷ではクズをも覆い尽くす強害草だ。 夏の終わりころから15cmくらいの長い花柄の先に雄花序を林立させる一面の薄緑色の世界は不気味な感じさえする。そしてフェン スをいっぱいに覆っている浅く裂けた円形の大きな葉は厚顔無恥の典型の顔のようだ。 08年9月の荒川本川沿いの繁茂ぶりにはただただ驚くばか りだった。 2006年(平成18年)2月に駆除すべき「特定外来生物」に指定されているのでさいたま市の荒川土手でも是非駆 除していきたい。 「特定外来生物(植物)」:アレチウリ、オオキンケイギク、オオハンゴンソウ、ナルトサワギク、オオカワ
ヂシャ、ナガエツルノゲイトウ、ブラジルチドメグサ、ミズヒマワリ、アゾルラ・クリスタタ(アカウキクサの一種)、オオフサ
モ、 ボタンウキクサ(ウォーターレタス)、スパルティナ・アングリカ、以上12種
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09年11月16日改訂
さいたま市桜区の横堤に繁茂するアレチウリ 08年9月24日 | まだ花がついている果実 |
雄花は白色で径1p、葯は黄色。長い花柄に腺毛がある | 雌花は短い花柄の先端に淡緑色の頭花となり柱頭は3個 |