<ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)>

ゴマノハグサ科モウズイカ属

学名(属名+種小名)Verbascum thapsus

属名のVerbascumはひげが生えている者の意。種小名のthapsusはこの草のギリシャ名
ゴマノハグサ 天鵞絨毛蕊花
撮影:左は02年6月17日、右は03年11月5日同じさいたま市の荒川河川敷にて
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茎葉は互生し基部は少し茎に流れる 根・茎 茎は単一で直立し灰白色の星状毛が密生
花冠は径約2p。3本の雄しべが長毛を密生 果 実 刮ハはほぼ球形で径8o。密毛に覆われる
高さ 100〜200cm 花 期 6月〜8月
生育地 河原や荒れ地で特に北海道に多い 分 布 北海道や東北に多いが各地に帰化
別 名 花言葉 人当たりの良い(全草ビロードのような毛)
渡 来 明治初年に輸入された欧州原産の越年草 近似種モウズイカ

和   名 ビロード(天鵞絨)は表面を毛羽(けば)立てた滑らかで光沢のある織物で、輪奈天・金華山織・コール天・別珍などの 総称。
モウズイカ(毛蕊花)は雄しべ5本の内2本はほとん ど毛が無いが、短い3本は白色の長毛を密生するからという。
雑   記 最初にこの花を見た時には宇宙人を見た様な気がした。広い河原に一人すっくと立ち上がり、全身微毛に覆われている姿 はとても自然の造形物には思えなかった。
しばらく見なかったのが突然町中の笹目川の川岸で見た時には少し違和感を感 じた。でも元々栽培されていたのが逸出野生化した事を思い出して納得。
とにかく一度見たら忘れられない風貌の植物だ。

10年7月19日改訂

観察ノート

ビロードモウズイカ ビロードモウズイカ花穂
この個体は小さかったがやはり目立った存在 10年6月27日 総状花序には密に花がつき、次々と咲き昇ります