撮影:左は09年6月30日、右は06年6月27日いずれも小石川植物園にて | |
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葉 | 対生。柄があり、葉の縁は滑らか | 根・茎 | 茎は円柱形 |
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花 | 花冠は淡紅紫色、長さ2p | 果 実 | 刮ハは9〜12o |
高さ | 20〜50p | 花 期 | 6月〜10月 |
生育地 | 林内の日陰地など | 分 布 | 本州、四国、九州に分布。朝鮮半島、中国等 |
別 名 | 花言葉 | 規格外の(とても花とは思えない) | |
渡 来 | 在来種 | 近似種 |
和 名 | 葉が黒ずんだ緑色をしているのが名前
の由来。 同じような日陰地に生え葉の黒い種にヤマアイや小低木のフッキソウがある。勿論よく見れば葉の質や形そして大きさで 区別がつくが小石川植物園でもヤマアイの中にハグロソウが生えていたりで紛らわしかった。 |
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雑 記 | 小石川植物園の日本庭園に向う山側の暗い池のほとりに咲いていた。最初は奇妙な形にとても花とは思え
ず辺りを見回してみるとドクダミに混じってポツリポツリと咲いていた。よく見ると下唇の上に器用に雄しべと雌しべが乗っていたが、
もともと花自体が小さく唇形の上下唇とも5〜6ミリしかないのでルーペで見なければハッキリしない。そのくせ色は妙に鮮やかで不思
議な感じだった。 花期は7〜10月とか分類上は秋の花になっていたりするが、主軸と側枝に成長の差があるため実際の花期は長い ようだ。 |
06年9月19日作成・07年10月8日改訂・12年6月25日改訂
花は疎らに咲き継いでいく | 花は2枚の包葉に包まれる 080702小石川植物園 |
花弁2枚で雄しべ2本は長く伸び、雌しべの柱頭は2裂する | 雄しべの葯は八の字型に並んで花糸に付く 120624 |