イラクサ科カテンソウ属
学名(属名+種小名)Nanocnide japonica
属名はnannos(矮小)+cnide(イラクサ)からなる語
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撮影:山寺(立石寺)山門の駐車場の石垣の上 |
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葉 |
長さ1〜2pの三角形。揃った鋸歯がある |
根・茎 |
細くて殆ど無毛 |
花 |
萼片5と雄しべ5からなり、風媒花 |
果 実 |
痩果は広卵状レンズ形。長さ1o |
高さ |
10〜30p |
花 期 |
4月〜5月 |
生育地 |
山の木陰などで地面に広がる |
分 布 |
本州、四国、九州 |
別 名 |
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花言葉 |
特殊技能をもった(雄しべが花粉を飛ばす) |
渡 来 |
在来種 |
近似種 |
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和 名 |
「花の中から順番に長い柄を伸ばし、その先に花粉を付けたものが出てくる。1つ2つ3つと次々に出て5つ出てくる。その先端が、雄しべの花粉。これは小さくて、まさに”花点”である」(野草の名前)との説があるが、殆どが名の由来は不明としている。 |
雑 記 |
08年4月14日に山寺を訪ねた時偶然駐車場の一段上になった所に群生しているのを見つけた。私にとっては初見参で丁度目線の高さの葉や蕾は小さくて目立たなかったが、よく見ると広がった白い5本の雄しべが面白く夢中でシャッターを押してしまった。小さな花の中に折りたたまれた雄しべは外側にはじける時花粉を撒き散らす面白い特質があるという。
調べてみると林縁や山の木陰に群生し普通に見られる植物のようだ。
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08年5月10日作成
観察ノート
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5本の雄しべが葯を弾き飛ばした後でしょうか |
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