ムラサキ科キュウリグサ属
学名(属名+種小名)Trigonotis peduncularis
属名はtrigonos(三角)+ous(耳)で、おそらく分果の形からという。種小名のpeduncularisは花柄のあるの意
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撮影:左は06年4月19日さいたま市西区にて右は06年4月15日さいたま市桜区にて |
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葉 |
上部の葉は柄が無く下部は柄がある |
根・茎 |
茎には伏毛がある |
花 |
約2o位の花を総状花序につける |
果 実 |
4個の分果がつく |
高さ |
15〜30cm |
花 期 |
3月〜5月 |
生育地 |
道端や畑など |
分 布 |
北海道から沖縄 |
別 名 |
タビラコ |
花言葉 |
小さくても夢は大きい(よく見るときれい) |
渡 来 | 在来種 | 近似種 |
ミズタビラコ、ハナイバナ |
和 名 |
若い葉をもむと胡瓜の匂いがする事から胡瓜草。 別名のタビラコは冬の間はロゼットが地面に平らに広がっている事
から。しかし春の七草のタビラコはキク科の植物。 |
雑 記 |
早春の頃ロゼットの真中に小さな瑠璃色の花をつけた様
子は可憐そのもので、春の予感を感じさせます。3月末から4月初めにツクシやタンポポそしてスミレなどと春の光の中で共演して
いる姿は小さくても輝いて大きな花に負けません。それ
が5月頃になると立ち上がって別人のような大きな株を作りま
す。 花序の先はサソリの尾のように巻き(ムラサキ科だけに見られる特性)、開花するにつれてまっすぐになります。
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05年5月30日作成・06年9月2日改訂・09年4月11日再改訂
観察ノート
観察ポイント
- 花筒の上部周囲には黄色い鱗片がつく
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09年4月11日さいたま市桜区にて |
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