トウダイグサ科ナンキンハゼ属
学名（属名＋種小名）Triadica sebifera
属名Triadica花が3数からなるため。種小名のsebiferaは脂肪のある意。
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| 撮影：2010年7月7日、さいたま市桜区道場堤外にて |
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| 葉 |
互生して葉柄は長い。葉身は無毛幅が広く先が尖る |
根・茎 |
樹皮は灰褐色で縦に不規則に裂ける |
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| 花 |
小さく黄色い花が総状花序に長く付く |
果 実 |
3稜のある扁球形の蒴果で熟すと3個の種子を出す |
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| 高さ |
高さ15ｍになる落葉高木 |
花 期 |
7月 |
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| 生育地 |
中国原産で庭木、公園樹、街路樹など |
分 布 |
各地にに植栽される |
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| 別 名 |
トウハゼ、カンテラギ |
花言葉 |
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| 渡 来 |
江戸時代に長崎に渡来 |
近似種 | かっては同じシラキ属だったシラキ |
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| 和 名 |
ハゼとは言ってもウルシ科のハゼノキとは別種でかぶれる事は無い。ハゼと同じように秋に紅葉し蝋が採取できる中国の木という事からの命名説が有力
だが、紅葉が埴輪の色に似ている為、埴輪を作る埴師(はにし)に因んだ説もあるというが・・・。かっては蝋や油を取った白い種皮に包まれた種子は思わず触れたくなる
が有毒成分を含む。 |
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| 雑 記 |
以前はシラキ属(Sapium sebiferum)の学名で呼ばれていた。若枝は淡緑色で後に褐色。枝や葉を傷つけると白い乳液がでる。2020年10月27日に
約1.5㎝くらいの実を多く付けた木を見た時は何の木か分からなかった。でも1ケ月後白い種子
を見て、ふとナンキンハゼが浮かんだ。突然のひらめきで何の根拠も無かったが10年前の忘却の彼方だった。小さな花を撮ろうと夢中になっていた時にチクリと
来てよく見ると葉裏に毛虫がビッシリ付いていた。ナンキンキノカワガの幼虫だったが、漢字と成虫の写真を見て納得だった。 |
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2020年12月2日作成
観察ノート
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| 紅葉するナンキンハゼ 2014年11月14日大船植物園 |
ナンキンキノカワガ(南京木の皮蛾)の幼虫 2010年7月15日荒川堤外 |
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