撮影:10年5月21日さいたま市桜区田島ヶ原にて | |
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和 名 | 葉が2列に束生し線形なのがサトイモ科のセキショウに似て、庭に生えるので庭石菖。名の由来の葉は単面葉(剣状葉)
と云われ葉の裏側だけが表に出る。アヤメ科の一つの特徴とも云われる。 俗にナンキンアヤメとも言ったらしいが、これだ と問題なくアヤメ科の植物と分かり易い。 |
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雑 記 | 花は小さいが花被片はほぼ同形で6枚あり、一見するとユリ科と思う。でもユリ科のほとんどが雄しべ6で、雌しべの先は裂
けない。そして子房が上位に対してニワゼキショウは
雄しべが3で、雌しべの柱頭は3裂する。そして子房は下位
とアヤメ科の特徴をハッキリと持つ。そして単面葉なのもアヤメ科の証拠という。 オオニワゼキショウは草 丈が高く葉も広いが、花は小さいのが奇妙だ。 |
10年6月1日改訂
赤花ニワゼキショウの株 02年5月14日浮間荒川土手 | 白花ニワゼキショウの株 02年5月14日浮間荒川土手 |
葉は裏面のみが表に出る単面葉 03年5月9日浮間土手 | 個々の花弁が丸まって面白い形の枯姿 |