特定外来植物<オオ キンケイギク(大金鶏菊)>

キク科ハルシャギク属

学名(属名+種小名)Coreopsis lanceolata

属名のCoreopsisはkoris(南京虫)+opsis(似る)、痩果の形が南京虫に似たの意。種小名のlanceolataは披針 形の意
オオキンケイギク 大金鶏菊
撮影:左は10年6月6日荒川堤防新盛土部分、右は10年5月29日桜区の鴻沼川河畔にて
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根生葉は普通3小葉で、茎葉は狭倒披針形 根・茎 茎は束になって立ち上がる
頭花は径5〜7pで総苞片は2列に付く 果 実 痩果は楕円形で半透明の翼がある
高さ 30〜70p 花 期 5月〜7月
生育地 河原などに群生する多年草 分 布 ほぼ全国的に野生化
別 名 花言葉 外見より心(きれいな花なのに)
渡 来 原産地は北アメリカ、明治の中ごろに渡来 近似種ハルシャギク

和   名 大金鶏菊は大輪の黄金色の花の色から想像してつけられたという。
ちなみに金鶏とは天上にすむという想像上の鶏。 この鶏が鳴いて暁を知らせると、天下の鶏がこれに応じて鳴くという。
また金鶏伝説といわれるものがあり、これは 山中や塚の中に金の鶏が埋められていて、中から鶏の鳴き声が聞こえてくるという。各地で異なったいわれが語られているよう だ。
雑   記 オオキンケイギクは河原などに群生しているのを見るが、もともと観賞用に栽培されていたのが野生化しているので花は大 輪の鮮やかな黄金色だ。
06年に特定外来生物に指定された後も植栽され、観賞されているのをよく見かける。きれいなだけに 駆除するのはナカナカ時間がかかりそうだ。

10年6月13日作成

観察ノート

オオキンケイギク蕾 オオキンケイギク痩果
オオキンケイギクの花と丸い蕾 09年6月20日 オオキンケイギクの花を囲む痩果 09年6月27日