オミナエシ科オミナエシ属
学名(属名+種小名)Patrinia villosa
属名のPatriniaは18世紀後半のフランスの鉱物・植物学者の名に因む。種小名のvillosaは長軟毛のある意
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撮影:10年10月2日、長崎市矢上普賢岳にて |
※上の写真はクリックすると大きくなります |
葉 |
対生し多くは羽状に分裂し頂裂片が大きい |
根・茎 |
長い匐枝を出し先端に新苗を作る |
花 |
花冠は白色径4o。多数が散房状につく |
果 実 |
6mm程の円い翼の真ん中について風で飛ぶ |
高さ |
50〜100pの多年草 |
花 期 |
8月〜10月 |
生育地 |
日当りの好い山野 |
分 布 |
北海道、本州、四国、九州 |
別 名 |
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花言葉 |
健康的な(たおやかなオミナエシに対して) |
渡 来 |
在来種 |
近似種 | オミナエシ |
和 名 |
女性的な感じがするオミナエシ(女郎花)に対して大きくて丈夫そうなのでオトコエシ(男郎花)と言われる。 オトコ
エシの白い花特に多くの蕾の様子がお米に似て、オミナエシの黄色は粟に似ている事からそれぞれをオトコメシ(男飯)オンナメシ
(女飯)と言ったのが転訛してオトコエシになったという。 |
雑 記 |
植物園などでは常にオミナエシの引立て役として植えられていた。そんなオトコエシしか見た事が無かったので長崎の矢上普賢
岳(標高439m)の頂上で群生している様をみた時にはすぐには気付かなかった。ヒヨドリバナかと思ったが個々の花の形は違った。
オトコエシに遮られて何の展望も効かない頂上で取敢えず写真を撮りまくってきたが、
果実の周囲がまるい翼に覆われている事で確信できた。 |
10年10月19日作成
観察ノート
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小石川植物園では7月に咲いていました 04年7月16日 |
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