撮影:08年10月22日狭山市豊平橋近くの入間川河原にて | |
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葉 | 3角形で長い柄があり互生する | 根・茎 | 太い根茎から叢生し中空、赤みを帯びる |
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花 | 径5〜6mm、白い萼5、雄しべ8の葯は赤 | 果 実 | 痩果は3稜形で長さ7〜9mm |
高さ | 50〜120cm | 花 期 | 7月〜10月 |
生育地 | 林縁や河原など | 分 布 | 本州から九州 |
別 名 | シュッコンソバ(宿根蕎麦)、ヒマラヤソバ | 花言葉 | 個性的な(葯の赤が鮮やかで痩果に鋭い稜) |
渡 来 | 昭和初期に中国から導入された | 近似種 | 栽培される食用のソバ、ダッタンソバ |
和 名 | シャクチリは漢名赤地利の日本語読みに由来し牧野富太郎の命名による(日本の帰化植物) ソバは古名ソバムギの略で ある。ソバムギのソバは稜で、ソバムギは角のあるムギという意味である(牧野新日本植物図鑑) 別名のシュッコンソバ(宿根 蕎麦)は多年草のソバの意で、ヒマラヤソバは原産地を表している。 |
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雑 記 | 平成5年に小石川植物園の標本園の外に半雑草化しているのを見つけた。花弁状の萼の真っ白さと赤い葯、そして黄色の
蜜腺がきれいで興味を持たされた。この時石川の植物が伏見川の川原に繁茂して
いるのを詳細に観察されている記録を見て色々と教えられた。 そして3年、今回はからずも狭山の入間川河川敷で大群落を見 てシャクチリソバの繁殖力の強さを実感し、念願かなって嬉しかった。 |
08年10月24日作成
白い花弁状は萼で赤い葯が目立つ。痩果の稜も見える |