撮影:08年4月23日、小石川植物園にて | |
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葉 | 対生し長い柄があり、葉面には荒い毛がある | 根・茎 | 茎は細長く、4稜がある |
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花 | 雄花には多数の雄しべ、雌花には2室の子房 | 果 実 | 2個の分果に球状の種子が1個づつ |
高さ | 30〜40p | 花 期 | 4月〜7月 |
生育地 | 山地の林内や木陰 | 分 布 | 本州、四国、九州 |
別 名 | 花言葉 | 古きよき時代の(日本最古の染料) | |
渡 来 | 在来種 | 近似種 |
和 名 | 「山藍はタデ科のアイが畑で栽培するのに対して山地に産するからという」(原色牧野植物大図鑑) 「かって宮中で神事に用いる小忌衣(おみごろも)[白布に青色で花鳥や蝶を摺り込んだ着衣]を染めるのにヤマアイが使われた。中国からタデ科のアイ(タデアイ)が渡来するまでは日本における最古の植物染料のひとつ」(日本野生植物館)との事だが山藍の青色色素はインディゴではなくアノヘルミジンで赤く変色しやすいという。 |
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雑 記 | ヤマアイを初めて見たのは小石川植物園の崖の下一帯の半陰地のような所だった。3年前の2月であまり緑もない時期に青々と茂った葉 を見てフッキソウとばかり思い込んでしまった。それが今年少し遅い時期に行ってみると面白い蕾と花のようなものをつけていた。ナンだろう?フッキソウじゃあない!! 思い込みの恐ろしさです。ようやく正体が分かったので今回調べてみました。 図鑑によって雌雄異株、雌雄同株と異なりますが、「雌雄異株ときに同株」(日本野生植物館)が正解のようです。 |
08年8月15日作成
艶のある緑色の葉の中から花茎を立てています 08年2月26日 | 多数の雄しべが伸びている雄花。花弁状は萼です |
果実には突起があり2個づつ付きます |