北の島で出会った鳥(その3)

ノゴマ(野駒)

スズメ目

ツグミ科

学名

Erithacus calliope

英語名

Siberian Rubythroat

全長

16cm

翼開長

23cm

生活等

北海道に夏鳥として渡来し、繁殖。低木のまばらに生えた草原を好み、 海辺の草地や平野部の牧場などに生息すると共に、中央高地のハイマツ帯でも見られる。鳥類の生息条件が単に標高や気候だけでなく、環境が重要な要素となっている好例とか

備考

繁殖期にはつがいで縄張りを持ち、オスは低木の梢やエゾニュウ等の大きな 草の上などで、紅色の喉を大きく膨らませて、よくとおる高い声で囀り続ける。オスは赤い喉と白い眉斑、メスは白い喉と白い眉斑が特徴
03年6月23日利尻山6合目付近にてAM6時10分頃
利尻山に登り始めて1時間40分を経過したところで突如ノゴマの 明るい囀りが聞こえました。エゾカンゾウが一面に咲いている海岸沿いの富士野園地などで見かけたので、「こんな所でまた」と嬉しくなりました。背景の白い所は遠方の雪渓です