現在花壇の90%はウマノスズクサが占領しています
昼間は熱中症注意報がでる暑さで夕方には局地的に雷雨になる毎日ですが、花壇はサクラソウの地上部は殆ど枯れてウマノスズクサがほとんどを占めています。
暑さには弱いサクラソウですがハナミズキや周囲の木やウマノスズクサの葉に守られています。
ウマノスズクサはまだ花を咲かせていませんが、もしかしたら花が付かないかもしれません。
同じところに生えていた大きな株は8月7日に2輪花を付けていました。
右の葉腋から出ている短い枝のようなのは間もなく、球形の付属品をつけて蕾に生長する。
蕾はほとんど見当たらなかったが蕾の予備軍はたくさん付いていました。
ツル植物は成長の程度によって花をつけない場合がありますが、ウマノスズクサの場合は全く問題ありません。
付くに越したことはありませんが花が咲いても実がなる事は本当に稀で、繁殖は根で増えていきます。
それより何時ジャコウアゲハが来るかです。 いつ産卵してくれるかが楽しみです。
ウマノスズクサ(馬の鈴草)
ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属 属名のAristolochiaはaristos(最良)+lochia(出産)の意、曲がった花の形が胎内における人間の胎児を連想さ せ、また基部の膨らみが子宮を思わせるので、出産を助ける力を持つと考えられた。
花は約3p、花弁は無く3個の萼片が合着し先端が広がっている。下部の丸いふくらみの中に花柱と雄しべ6があり子房はこの下にある。
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田島ヶ原サクラソウを守る会
令和6年8月10日作成