青空が広がり、暖かい小春日和の一日でした

午前中は少し風があったが青空が広がり、日中は気温も上り暖かかった。12月最終の日曜日だったためかリトルリーグの 野球グランドは珍しく手前の方は使っていなかった。
NHKの電波塔が青空にそびえ、鴨川堤の道場4丁目側の桜並木は全て葉を落とし、多くの褐色の小枝のみが冬の陽を浴びて いたが、唯一プラザウエストの冬桜だけが淡いピンク色の花をつけていた。
鴨川堤桜並木 冬桜
鴨川堤桜並木と道場4丁目の乾田 チラホラと可憐な花をつける冬桜

キカラスウリの黄熟した果実が鳥に食べられ皮だけが残っていました

キカラスウリ完熟
キカラスウリの果実はほとんどが縦じわが寄り萎み始 めていた。道側からは1個だけ鳥に中身を食べられて空洞で皮だけになった果実が見られた。
キカラスウリは昨年来荒川河川敷をアチコチ探し回っても何処にも見られずあきらめかけていたら、偶然にも一番身近で観 察できた。
今回日時を追って果実の変化の様子をキカラスウ リの花と果実(09年7月23日から12月29日)にまとめてみた。
手前に7個が陽に輝いているがよく見ると柱の周囲にも枯葉の中にいくつも果実が付いています。数えてみ ると全部で21個ありました 12月12日

少年野球練習場横の自転車道迂回路は早急に元に戻すべきです

築堤完成図
現在は盛土の底辺を広げる第一段階の基礎工事。この上に再度盛土しなければならないとの説明図
日曜日なのに下大久保上堤防補強工事現場ではショベルカーやダンプが動いていた。
昭和下築堤工事は今日までの工事期間だったが堤防上はいまだ通行止めになっていた。22年2月22日までの昭和上築堤工事へのダ ンプの往来のためだろうか。
いずれにしても完成まではもう一度今回工事の上に盛り土が必要だ。このさいたま築堤工事は下流の決壊を防ぐための貯水 池の容量増大が目的なのだから地元の犠牲は最小限に留めるのが当然だ。前回も書いたが羽根倉橋から下って少年野球グ ランド横を走る自転車道迂回路は早急に元に戻すべきだ。事故が起きてからでは遅い事をさいたま市も国交省も強く認識して欲し い。

錦乃原桜草園はきれいに除草され昭和地区の乾田は田起こしされていました

錦乃原桜草園はきれいに除草されて、見通しが非常によくなっていてビックリ。こんなに広く開けた所だったと再認識した。 園内ではハクセキレイがツツー、ツツーと独特の動きで走り回っていた。そしてキジバトも首を振り振り採餌をしていてのどか な冬の日の年末を忘れる風景だった。
昭和田圃地区の乾田もきれいに田起こしされて初冬の風景を展開していた。
錦乃原桜草園 ハクセキレイ 11月27日の錦乃原桜草公園
きれいに除草された錦乃原桜草園 元気に走り回っていたハクセキレイ 1ヶ月前(11月27日)の錦乃原桜草園

鴻沼川の岸辺にゴイサギの幼鳥やキセキレイが見られました

鴻沼川畔の新大宮バイバス近くの栴檀は全く葉を落として白っぽい実のみが大きな球状についている。
鴻沼川にはカルガモ、マガモ、そしてコガモなどが泳いでいるが、今日は岸辺にゴイサギの幼鳥とキセキレイがいた。
ゴイサギの幼鳥は親鳥とはまったく違い、褐色に白いまだら模様で、姿形はヨシゴイに似るのでホシゴイと呼ばれる。今日 はこちら岸から対岸に飛んだのを見て何だかも分からず慌ててシャッターを押した。
キセキレイも尾の振り方などからセキレイ科はわかったが、黄色まではハッキリとは分からず、ハクセキレイにしては小振 りだなと思いながら取敢えず撮ったのが本音だ。
ゴイサギ キセキレイ
ゴイサギの幼鳥 キセキレイ
ゴイサギ(五位鷺):コウノトリ目サギ科の夜行性の留鳥。後醍醐天皇の勅命に素直 に従って捕まったため五位の位を授けられたのが名の由来という。幼鳥や若鳥は褐色の地に白斑をもち、成鳥の色彩に なるまで3年ほどかかり、目の色は黄色から次第に赤くなる。
ゴイサギの若鳥 ゴイサギの成鳥
ゴイサギの若鳥(2歳くらい?)09年1月6日白幡沼にて ゴイサギの成鳥 06年6月13日桜区の水田にて

キセキレイ(黄鶺鴒):スズメ目セキレイ科の渓流や山間の小川などを好んで住む留 鳥。中流域のセグロセキレイ、下流を好むハクセキレイとは互いにすみ分けているが、非繁殖期には海岸や河口などでも見られる という。胸は黄色で翼と尾は黒褐色で外側尾羽と眉斑は白色。成鳥冬羽ではオスの喉は白くなり、雌雄とも体 下面は淡くなる。

平成22年1月10日作成