3月のマンスリーレポート27は25日に実施しました

新クリーンセンター
3月27日に歩君と絵里さんが来訪し、歩君は29日までいる予定で、26日が一時雨の予報だったので、27レポートの取材は25日に実施した。
来年4月にオープン予定の新クリーンセンターの工事は急ピッチで進められています。鴻沼川の桜橋より
24日は17日に急逝した田口時男さん宅を弔問した。3月4日の活動準備会では隣に座り、相変わらず皆に笑顔を振りまいていたのに、ま ったく信じられない思いだった。
田口さんは今年も皆出席予定で、始まるのを誰よりも楽しみにしていた田島ケ原サクラソウ自生地を守る会の現地説明活動が28日に 開始された。

田島ケ原サクラソウ自生地はサクラソウが開花し、アマナが全開です

初咲きのサクラソウ
25日は最高気温が22℃まで上がり、5月上旬並みの暖かさになり、前日の16時には半開きだった田島ケ原のサクラソウが2花開花した。
これは昨年同様東京のソメイヨシノの開花日と同日だった。
21日に小さな蕾が確認できてから4日目の開花。その後暖かい日が続いたこともあって今日は2輪の初咲きも見られ開花しそうな蕾 もたくさん付いている。
この日はアマナが全開で、16時ころになっても茎を立て花を開いていた。 桜草公園との境のサトザクラも満開だった。
アマナの花 アマナの群生
好天にさんざめいている元気なアマナの花たち アマナの群生。円内は吸蜜に来た蜜蜂

コスミレやノジスミレが咲き、モンキチョウがしっかり番っていました

道場5丁目の油面川沿いでコスミレがたくさんの花をつけていた。コスミレは地上茎がない無茎種で、側弁に毛がないのが一般的と いうがここのはあった。毛があるものもあるようだ。
近くにノジスミレも咲いていたが、三条地区の田んぼ地帯に ある方が特徴的だった。
コスミレ ノジスミレ
コスミレ 何となくよれよれの感じがするノジスミレ
番っているモンキチョウ 飛んでも離れないモンキチョウ
ジーット番ったままで動かないモンキチョウ 飛んでも番ったままで体勢が変わっただけだった
健保グランドの横堤にモンキチョウが飛んできて同じ所を再三アタックしている。
よく見ると仲間のモンキチョウが面白い格好で動かない。目を凝らすとどうやら交尾をしているようだ。
最初は逃げられないように恐る恐るシャッターを押していたが、全く動かない。ジッとしたままだ。
しまいには焦れて突っつくと番ったまま飛び上がり近くに移動して、体勢を入れ替えまだ番っていた。
いい加減バカらしくなってその場を後にしたが、蝶の交尾はじっくり型が多いようだ。

河川敷の原野ではシムラニンジンなどと、オオブタクサも伸び始めました

シムラニンジンとハナヤスリ
オオブタクサ"/ 地上茎が伸びだしたオオブタクサ
原野ではシムラニンジンが芽生え、 ヒロハハナヤスリがニョキニョキと顔を出している。
一方でオオブタクサも地上茎を伸ばし始め、本葉も出し始めている。 まだまだ可愛いがすぐに挑戦状を突きつけられる。
いよいよ間もなく2年目の戦いが始まりそうだ。

昭和築堤は工事に一段と弾みがついて巨大堤防の出現です

昭和築堤
工事のクレーン車などの重機だけでなく、作業員や工事関係者を乗せた車両も多く来ています
側溝工事
昭和築堤は工事が進み、今日は多くの作業員を動員して人海戦術でノリ面の芝張りなどの作業をしていた。
安倍内閣になって公共工事が推進され、さいたま築堤は一段と弾みがついて西遊馬、昭和とも活気にあふれている。
いつの間にか堤防下の工事用道路際に溝が掘られて旧鴨川河道に繋がっているようです。
河川敷内の道路までアスファルトが敷き詰められ、堤防はますます高く人工的に造成されて、四季折々の豊かな自然が失われている。
治水を金科玉条にした公共工事万能の風潮は自然破壊に直結する。物言うべきはしっかり言っていく必要ありだ。
平成26年5月2日作成