ミソハギ科ヒメミソハギ属
学名（属名＋種小名）Ammannia multiflora
属名のAmmanniaは17世紀ドイツの植物学者Paul Ammannを記念したもの。種小名のmultifloraはたくさんの花の意。
) |
) |
|---|---|
| 撮影：左は08年11月4日、右は08年11月5日同じさいたま市桜区の休耕田にて | |
※上の写真はクリックすると大きくなります | |
| 葉 | 対生し長さ2～5cmで軟らかく茎を抱く | 根・茎 | 茎は四角形で直立しよく分枝する |
|---|---|---|---|
| 花 | 花径約1.5mmと小さく花弁は肉眼では無理 | 果 実 | 蒴果は約2㎜で不規則に裂ける |
| 高さ | 10～30cmの1年草 | 花 期 | 9月～11月 |
| 生育地 | 田んぼや水湿地 | 分 布 | 日本全土 |
| 別 名 | ヤマモモソウ | 花言葉 | 活発で明るい（花をたくさん付ける） |
| 渡 来 | 在来種 | 近似種 | ホソバヒメミソハギ |
| 和 名 | ミソハギは禊萩(みそぎはぎ)の縮まった形で、お盆の時にミソハギを水にぬらして禊ぎをした事によるという。溝に生える事か ら溝萩が転訛したとの説もあるが支持は少ないようだ。ヒメ(姫)は小さい事による。 |
|---|---|
| 雑 記 | 2008年11月4日に桜区の休耕田で小さな見慣れない水田雑草を見つけた。スワ！希少種と色々調べると「日本の野生植物」のミズキ
カシグサがドンピシャリだった。まさに希少種で早速自分のブログに「ミズキカシグサはレッドデータリストの絶滅危惧ⅠB類です」の
タイトルで写真を載せ友人にも紹介した。 ところが翌年9月10日に「ミズキカシグサではなくヒメミソハギです」とのメールを貰った。 青天の霹靂で近く写真展を開催する紹介した友人に連絡をとった。すると山渓の本におかしなことが書いてあると言われ、調べると 「日本の野生植物」のミズキカシグサはヒメミソハギの写真との記述があった。 すぐに平凡社に問い合わせると、20日ほどで確かに誤掲載だったとの回答があった。 それ以来なんとかミズキカシグサを見つけよう と思うが、未だ巡り会えないので同時にと思っていたヒメミソハギをアップする事にした。ヒメミソハギも埼玉カテゴリーでは準絶滅危惧(NT)だ。 |
12年6月14日作成
観察ノート
 |
 |
|---|---|
| ヒメミソハギの花、白く伸びているのが花弁 | ヒメミソハギの紅葉 08年11月11日 |
 |