バラ科キンミズヒキ属
学名(属名+種小名)Agrimonia pilosa
属名のAgrimoniaは花にとげが多いギリシャのargemoneに似ている事から付けられたが、綴りを間違って転用し
たという。
種小名のpilosaは長軟毛のあるの意
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撮影:左は09年8月9日、右は09年8月7日いずれもさいたま市桜区田島ヶ原サクラソウ自生地にて |
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葉 |
羽状複葉で小葉には大小がある |
根・茎 |
茎は長軟毛があり、分枝する |
花 |
花径1p弱の5弁花、雄しべ8〜14本 |
果 実 |
カギ形のの刺でよく動物に付いて運ばれる |
高さ |
50〜130cm |
花 期 |
7月〜10月 |
生育地 |
日当たりのいい野原や路傍、土手など |
分 布 |
日本全土 |
別 名 |
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花言葉 |
芯は強い(頼りなさげだが強い) |
渡 来 | 在来種 | 近似種 |
ヒメキンミズヒキ
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和 名 |
金水引で読んで字の如し、黄色の細長い花穂を金の水引に例えたというが、ミズヒキの絶妙な命名に比べると成程とすぐ
には納得できなかった。最初に名前だけを聞いた時にはもっと細身でミズヒキに似た小さな黄色花の植物を想像していた。尚、ミ
ズヒキはタデ科の植物。 |
雑 記 |
キンミズヒキはひょろひょろと伸びた茎の先に黄色い花穂をつけて風に揺れている。花茎の下の方に丈夫そうな葉を多く茂ら
せているが、羽状複葉で小葉は大小があり、葉裏に多くの腺点があるのが特徴という。托葉も大きい。
腺点:通常葉の裏側にある分泌物をためた小さな袋、または細胞の隙間。ルーペで見ると黄色か橙色の点に見
える(野草図鑑)
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09年9月1日作成
観察ノート
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萼の先に萎んだ花がついて以外にきれい |
葉はきれいに紅葉します 08年11月7日 |