撮影:08年6月11日、さいたま市桜区田島ヶ原サクラソウ自生地にて | |
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葉 | 奇数羽状複葉で多数の小葉がつく | 根・茎 | 茎は直立し円柱形 |
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花 | 1.5pの淡黄色の蝶形花を総状花序に付ける | 果 実 | 豆果は6〜7p、種子の間にくびれあり |
高さ | 80〜150p | 花 期 | 6月〜7月 |
生育地 | 山野の草地や堤防の日当りのいい所 | 分 布 | 本州、四国、九州 |
別 名 | 苦参(くじん)、末比里久佐(まひりぐさ) | 花言葉 | 個性的な(和名の面白さ) |
渡 来 | 在来種 | 近似種 | エンジュ(落葉高木) |
和 名 | 根を噛むと目がくらくらするほど苦いので眩草(くららくさ)と言われたのが訛ってクララとなったというが、いつ頃から
そうなったのかはハッキリしない。 最初に名前を聞いた時に「名前からすると外来種みたいだけどれっきとした在来種だよ」 と言われたが、普通ならクラクサとかクラクラグサになるだろうに、クララとしたのはかなりしゃれっ気のある命名者と思う。 古名マヒリグサ(末比里久佐、苦草)は苦くてまいる草からという。 漢方では根を苦参(くじん)といい健胃、解熱、 駆虫剤に用いたので多くの古い書物にもその名があるという。 |
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雑 記 | 萼は筒状で約8o、先端が浅く5裂する。蝶形花の旗弁の上部は上に反り返り、翼弁と竜骨弁はそれよりも短いというが、よく
分からない。マメ科の雄しべは普通花糸が合着して筒状になるが、
クララの雄しべは10本が離生している。 クララは絶滅危惧T類(絶滅の危機に瀕している種)のオオルリシジミの幼虫 の食草で、幼虫はつぼみを食べて育つという。 |
08年6月23日作成・09年9月3日追記
花序はまだ硬い蕾、小葉の多い羽状複葉です 08年6月1日 | 2枚の線形の托葉が見えます |