2・26は鈴木宗男控訴審の判決後、国会前庭、小石川植物園を尋ねました
前日の2・26は鈴木宗男控訴審第15回公判が開かれ、予想通り「控訴棄却」の判決があった。判決理由の要旨説明も1時間強で終わり11時10分に閉廷。
すぐに国会前庭のオオカンザクラを見に行った。去年の2月22日にはそれこそ満開でメジロ、ヒヨドリが賑やかだった。それが今年は26日なのに一輪も開いていず、蕾が膨らんでいるのみだった。去年に比べると10日以上遅いようでがっかりだった。でも去年が異例の暖冬で早すぎたのかもしれない。
大寒桜は蕾は膨らんでいるものの花は一輪もありません | 枯葉をつけたままで、花を見落としそうなシナマンサク |
午後から小石川植物園に行ってみた。梅林に行く途中の草はらにコゴメイヌノフグリが咲いていた。もう白い小さな花をつけているのは驚きだった。ヨーロッパ原産の帰化植物なので寒さには強いのだろう。小石川植物園では普通に見られるが、他ではまだ稀の植物だ。アチコチ見回すとオオイヌノフグリは草原の真ん中あたりに、コゴメイヌノフグリは端の方に多く群生していた。梅林は白梅、紅梅ともまだ3〜4分咲きだった。
オオイヌノフグリとコゴメイヌノフグリのツーショット | 黄梅の花のアップ。梅は雄しべが多いがこれは又格別 |
堤防上は冷たい北風が吹きまくり自転車がほとんど進まず大苦戦
天気予報は強い北風が吹き荒れるとの事だったが、将にその通りで、堤防上では自転車より歩いた方が早いくらいで、自転車を降りたのも再三だった。
鴨川堤からのプラザウエスト方面、道場4丁目の公園予定地は公有地の野焼きが行なわれその部分が焦土色に変わっていた。中土手橋を上がった堤防の内側の乾田地帯のヨシ原も野焼きされていた。
道場4丁目の公有地は野焼きされていました | 堤防内の乾田地帯のヨシ林も野焼きされていました |
大久保築堤はあまり進展無いが、八島地区は大幅に盛土部分が伸びていた
さいたま築堤は羽根倉橋側の大久保築堤工事はあまり進展がないようだった。
手前に砂利が大きく積み上げてあったが、この部分の盛土工事は進んでいなかった
でも1期工事地と2期工事の間の八島築堤工事はかなり進んでいた。18日から堤防内外を結ぶ今までの坂路を閉じて、盛土の終わった八島ニュータウン側の
坂路を開通させた。これで一気に工事が進んだようだ。大きなクレーン車が何台も動きまわりダンプカーが頻繁に行き来するダイナミックな工事現場だった。
そして昨年盛土した所に近い斜面では人々が一列に並び芝を植えつける手作業をしていた。
第1期工事の盛土台地より八島築堤工事を望む。堤防の途中の黒く見える帯状の所が新しく開通した坂路
新規に開通した坂路の上より手前の08年八島築堤、遠方に第一期工事築堤を望む。クレーン車がある辺りが旧坂路のあった所
横提では横風に吹き飛ばされそうだったが、南行は楽々のフォローだった
健保組合グランドと昭和の水田地帯の間の横提の南斜面にはホトケノザが群生してアチコチに赤紫の筵を広げたようだった。でも油断すると自転車ごと吹き飛ばされそうで、落ち着いて見てはいられなかった。
水田地帯の真中の一本道の自転車道迂回路に出ると、背中が帆になってペタルをこがなくても自然に走り、スピードが出すぎるくらいで行きが大変だった分帰りは楽々だった。
まだ焦色一色の堤防内の昭和の乾田地帯 | 同じ堤防上からの堤防外の島根地区の乾田 |
横提南斜面に群生するホトケノザ | 三重塔近くの蕾をつけた梅ノ木と雀 |
冬の自転車道迂回路は眺望が抜群です
ゴルフ場脇の迂回自転車道はあと2〜3ヶ月もすると背の高いイタドリ、スイバ、ギシギシ、ヨシなどに蔦植物が絡んで壁を作ってしまう。堤防上とまではいかないが今が一番景色が開けている時で、フォローの風を受けて開放的な景色を楽しみながら帰ってきた。
迂回路からの眺望は高いヨシなどがない今が一番 | ホウジロも風の強さに畦であまり動きませんでした |
空気が澄んでいるせいかいずれの写真も北風の強さを感じないのは腕の未熟ゆえと反省
平成20年3月24日作成