電波塔が青空にそびえ、チョウジタデが紅葉していました

10月は前年も28日だったが、今年は27日が塩山カントリーだったのでまた一日遅れになってしまった。
抜けるような青空に浮かぶNHK電波塔が雄々しく見えた。これなら富士もきれいに見えると期待したが生憎富士山の方角に雲が広が り今日も見られなかったのは残念。
道場4,5丁目にはイヌホオズキが白い花をいっぱいにつけていた。カントウヨメナがチカラシバ茂る農道を彩り、チョウジタデ の紅葉とイヌタデが赤い群落を作っていた。
NHK電波塔 チョウジタデ
枯色のヨシの間にそびえるNHKの電波塔 チョウジタデとイヌタデが紅い彩を作っていました
プラザウエストを望む 道場の堤防内
今年の収穫はすべて終わり穏やかな晩秋の風景です 収穫後の田圃にはまた稲が緑の葉を伸ばしています
※上記2枚の写真はクリックすると前月27日の同じ場所の写真がアップされます

セイタカアワダチソウが黄色い花をいっぱいにつけ秋たけなわです

イヌホウズキ ニガナ ヨメナ
イヌホウズキ ニガナ カントウヨメナ
羽根倉橋からは迂回路を下り河川敷を走って荒川総合グランドの手前から堤防に上がった。三条町の水田雑草観察は止め、江 川沿いのフェンスに絡まるつる植物を目指した。全盛を誇ったヘクソカズラ、ヤブガラシ、ノブドウ、スズメウリもほとんど実だ けになり主役はセイダカアワダチソウやコセンダングサの黄色の花に替わっている。そして白い小さな花をたくさんつけたフウセ ンカズラとガガイモの大きな実がめだっていた。
フウセンカズラの風船は全部が緑色で、ガガイモも割れて綿毛を飛ばすまではまだかなり時間がかかりそうだ。
セイタカアワダチソウ ガガイモ
鮮やかな黄色い花をつけたセイタカアワダチソウ 名の由来となった大きな実をつけるガガイモ
フウセンカズラ コセンダングサ
実が風船を思わせ大きいのに花は小さく白い コセンダングサの実はひっつき虫の代表です

フェンスの上のコサギとハクセキレイが睦まじそうに何事か語り合っていました

コサギとムクドリ
植水中学の裏手の田圃との境のフェンスにチュウサギらしきが見えた。手前には小鳥が2羽いるようで絶好の被写体と思い望 遠で撮ってみた。でも2羽と見えたのはひとつは消火栓か杭のようだった。そしてチュウサギと思ったのも足指を見ると黄色でコ サギの間違いだった。肉眼では目線などは全く分からなかったが、ちょうどうまい具合のポーズだったのに我ながらびっくりだ。

コサギ:白いサギでは最も小型でカラス大。くちばしは黒く季節によって変化はしない。 最大の特徴は足指が黄色い事で、この点でチュウサギと区別できる。
ハクセキレイ:開けた地上を足早に 歩き、長い尾を上下に振るのはセキレイ科の特徴。ハクセキレイは額と顔そして腹が白く、はっきりした過眼線があり、背とのど が黒い。

昭和水田地帯では雀が集団で飛び回り、畔にはタカサブロウとハキダメギクが群生

午後1時頃治水橋たもとのレストラン田野で昼食後、上流の上江橋方面に堤防上を西遊馬グランドまで走り横堤からゴルフ場 脇の自転車道に降りる。途中前回花が満開だったソバ畑に寄ってみたが実が付いているのか枯れてしまったのかちょっと分からな い状態だった。
昭和水田地帯の農道脇ではスズメ達が集団でオギやヨシの群落を飛び回り、アキノノゲシが綿毛を飛ばし、畔にはタカサブロウの白い花、ハキダメギクの黄色い花が揺れていた。 秋ヶ瀬橋近くまで戻ると堤防上から墓地建設中の様子が見えたが、まだ和解はしないまま建設だけが進んでいるようだ。
ハキダメギク タカサブロウ
野に咲くハキダメギクは可憐です どうしてついた名前なのかタカサブロウ
平成20年11月28日作成