悪天候の祥月命日で徒歩で荒川土手から青葉園をめざしました
早いもので母が亡くなってから今日でまる2年。3回忌の法要はお墓でするのが本当だったが寒い時期なのでお坊さんに自宅
に来てもらい、お墓参りは前日の21日に済ませておいた。
祥月命日の今日は雪の予報。でも一時雪になったが14時30分頃からまた雨だった。午前中は用事もあり家を出たのは14時頃。
初めて徒歩で青葉園をめざした。
鴻沼排水路ではイソシギが寒さに震えながら何とか雨だけでも避けられないかとアチコチ必死に動き回って
いるように感じたが・・・。
少しくらい雪が積もっても滑らず濡れても大丈夫のように登山靴の重装備で出発。2時間半くらいで着き、帰りは電車で帰っ
てくるつもりだった。
堤防上は人っ子一人見えず、強風雨が吹き荒れていました
40分もあれば楽に着くと思ったプラザウエストまで1時間くらいかかってしまった。
堤防上に出ると北寄りの風が一段と強まり雪から変わった大粒の雨が横殴りに吹きつけ、ほとんど前が見えなくて進むのさ
え大変だった。自転車は勿論、人っ子一人見えず、風と冷たい雨だけの堤防上だった。
先月より農道に緑色が少し見えます | 雨で煙ってハッキリしまない景色です |
※上記2枚の写真はクリックすると前月27日の同じ場所の写真がアップされます
カラスノエンドウが土手のかなりの部分に若葉を茂らせていました
羽根倉橋から先は堤防の横に張り出した1段下がった所を歩いた。4角い枯芝と土の部分が碁盤の目のようになっている所で
は土の部分に水が溜まっていて、芝の所を踏み外すともろに水たまりで登山靴でなかったら完全に靴の中はびっしょりだった。
当たり前だがこんな天気の中でも土手の斜面のかなり広い部分にはもう
カラスノエンドウが群生し緑の若葉を茂らせていた。
カラスノエンドウは前年の秋には発芽し、早春には次第に小葉の数を増し羽状複葉になっていきます。
セイヨウアブラナもセイヨウカラシナも氷雨に花を閉じていました
昭和築堤工事はは雨で中止だったので色々工事の進捗状況が見られた。かなり大がかりな工事でこれから1ヶ月しかない工期の間に
も大きく変わりそうだ。近辺ではこのあたりに群生しているセイヨウアブラナの花が雨に打たれ寒さでしぼんでいた。
手前や右手の斜面にはセイヨウアブラナが群生しているが雨の為目立たない
17時近くになってしまい鉛色の空は辺りを次第に暗くしていた。ここから青葉園まではまだ4〜50分はかかりそうなのでお墓
参りはあきらめ、二ツ宮のバス停を探して大宮駅から帰る事にした。
いつもは自転車なのでバス停が分からず操車場まで入って運転手に聞いたら何回も前を走っている所だった。どうしてこれが目に
入らなかったのか我ながら不思議で、意識するとしないの違いに改めて驚いた。
翌28日には田島ヶ原サクラソウ自生地でアマナが今年初の花を咲かせました
翌28日は晴れ一時曇の穏やかな天候。10日振りに行った田島ヶ原サクラソウ自生地はノウルシの赤や橙や若緑、そしてノカ
ンゾウ、ノビル、アマナなどの緑が春の息吹が感じられる世界に
変えていた。
左下のアマナの花の雄しべは6で、3長、3短と言われます。子房は緑色で3稜がある楕円体です
去年からお知り合いになった関口さんにお会いするとアマナ
が咲いているのを教えてくれた。今年の田島ヶ原自生地のアマナの初咲きだった。
今年初めて花開いたアマナ達です | アマナは太陽を受けて花開きます |
平成21年4月25日作成