空気が澄んで素晴らしい眺望が開けました
時ならぬ台風20号が八丈沖を通過して前日は終日雨だったが、直接の影響は殆どなかった。
6時半に家を出た時には空気が澄んで抜けるような青空が広がっていた。荒川近くに行くと富士山が見えるようだ。一番近くの浦
和ゴルフ付近の堤防に上がった。期待通り真っ白な富士山がはっきりと見えた。いつ見ても素晴らしいが右の方に少し雲がかかっ
ていた。
左手に富士を見ながら羽根倉橋から先も堤防上を走った。前日の雨で空気中のチリがすっかり洗い流されたのだろう、展開する景
色はとにかく新鮮で輝いていた。
堤防内の刈田は明るく輝き真っ白な富士山が遠望できました。
さいたま築堤はH24年に完成はとても無理で、はたまた中止にならないかも心配です
3年前から始まった200年に一度の洪水にも耐えられる高い堤防を作るという「さいたま築堤工事」。今年
は前年に引き続いて昭和と土屋地区の3ヶ所で拡幅工事が始まった。荒川運動公園の先にはH20昭和下築堤工事の看板がありその先
は通行止めになっていた。
治水橋の先でH21土屋下築堤工事の看板が目に入った。工事現場にはもう重機などが入り臨戦態勢だった。少し進むとH20土
屋上築堤工事の看板があった。ここは昨年の西遊馬方面からの工事との間の残された所で、これで土屋地区の底辺拡幅工事はつな
がる事になる。
それぞれ施工業者も期間も異なります。年度がH20は奇妙ですが発注年度のようです(看板の一部を拡大) |
でも、これからが本番の高い堤防の工事だ。荒川河川事務所はさいたま築堤工事は平成24年完成を目指して努力していますと
云うが、後3年ではとても完成できない事は素人でも分かる。そして民主政権下で不要不急の工事に仕分けされて中断に追い込ま
れないかも心配だ。
* 10月30日に荒川上流河川事務所浦和出張所を訪ねましたが、詳細をお聞きした06年11月の件は
荒川自転車道存亡の危機ですをご覧ください。
富士山は途中から雲が取れますます美しく輝いていました
あまりの景色の素晴らしさに河川敷を通って鴻巣方面に行って見る事にした。前回は北本市の天神下公園で引き返してしまっ
たがその先行ける所まで行って見ようと決めた。
富士は次第に雲が取れてずーっと左側にくっきりとした姿を見せている。天神下公園には9時40分に着いた。
上江橋から上流はずーっと河川敷を走りました。荒川の流れも富士山も左手でした。常にない美しさだった
のでしょうか、泉福寺のお坊さんも富士山にカメラを向けていました。。
未知の領域には何も興味を引くものが無く、結局鴻巣に入った所で引き返した。
時折爆音が響き離着陸を繰り返すホンダ飛行場を富山士が静かに眺めていました
北本自然観察公園には何もなく、富士が雲に隠れた帰路はツキが落ちたようでした
北本自然観察公園を歩いてみたが、荒川側からは的確な道標が無く反対に行ってしまい、自然学習センターに辿り着くのが
大変だった。
センターには色々な資料があり、係りの方が親切で色々教えてくれた。でも広い自然林にもキカラスウリは無いという。歩
き回っても写真を撮りたい対象物も無く正直ガッカリした。
途中「ランチあります」の看板を見てやっと探し当てた店が本日休業の札がかかっていたり、ようやく買い求めたパンを川
沿いで食べ始めたら釣り人の放し飼いの猟犬が近付いてきたりで散々だった。
コシロノセンダングサはコセンダングサの舌状花のある変種 | 舌状花がより大きい沖縄のアワユキセンダングサ 05.11.27 |
治水橋に上がる錦乃原桜草園の裏手の道端にコシロノセンダングサが群生していた。白い舌状花が印象的で花も多くて今日初
めて花に出会ったような感激だった。
いつもの昭和の刈田、塚本の横堤にホッとした思いでした
三条町の田圃地帯から横堤に上がりいつもの昭和の刈田を俯瞰。刈り株から伸びる稲をヒツジといいそれらで緑になっている
田をヒツジ田というのはついこの間日本の歳時記で知った。ヒツジの漢字は禾偏に魚の下に日だがパソコンでは表示できないの
が残念だ。
塚本の横堤にまわったがユウガギクのノリ面はすでに傾いた太陽の影になってしまっていた。それでもユウガギクの群生はカメラ
を向ける十分な対象だった。
家到着17時30分、途中からライトをつけての帰宅。走行距離86.27キロ、11時間の自転車行だった。
平成21年11月1日作成