タデ科イヌタデ属
学名(属名+種小名)Persicaria conspicua(Polygonum conspicuum)
属名のPersicariaはpersica(桃)に似ているの意味で、この属の葉が桃の葉に似る事からといわれ、
Polygonumはpolys(多)+gonu(節)で茎に膨らんだ節が多い事から。種小名のconspicuaは顕著なとか目立ったの意
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撮影:08年9月25日さいたま市桜区にて |
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葉 |
披針形で長さ5〜10p、質はやや厚い |
根・茎 |
長い地下茎があり茎は無毛 |
花 |
ピンク色の花被は5裂し平開する。柱頭3個 |
果 実 |
痩果は3稜形で艶のない黒色 |
高さ |
40〜70cm |
花 期 |
9月〜10月 |
生育地 |
水辺などの湿地帯 |
分 布 |
本州から沖縄 |
別 名 |
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花言葉 |
優雅な清楚さ(白い小さな花の咲く様) |
渡 来 | 在来種 | 近似種 |
シロバナサクラタデ |
和 名 |
単に蓼といった場合にはホンタデ、マタデとも言われるヤナギタデを指す。葉に辛味があり、柳の葉に似る事からという。
桜蓼は花の形や色が桜の花に似るから。
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雑 記 |
サクラタデは時として休耕田に群生する。その様は淡紅色の色がきれいなので時ならぬお花畑が現出する。雌雄異株は気がつ
かなかったので、09年以降の課題でよく見ていきたい。雌雄異株と云うからには短花柱花の雄花には稔性はないのではないかと思
うが、この点も併せてキチット調べたい。
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09年8月10日作成