河川敷の田んぼに水が入り始め、景色に潤いが戻って来ました

塚本の水田
道場などの飛地や塚本、昭和の河川敷や島根の田んぼにも水が入り始めて冬景色が活気のある風景に変わり始 めていた。汲み上げられた水路の水音も聞こえるようだった。
河川敷の田んぼの収穫は台風の多い9月に入る前に終わらせるので、早生の品種が多いが田植えも早い。
左の写真は水田が多くなりつつある塚本の田んぼ風景。
円内は囀りつかれて堤防の一段低くなった草む らで一休みしているヒバリ。

マツバウンランの変種オオマツバウンランとの違いを検証しました

先日、花冠全体に縦筋の入ったマツバウン ランらしきを見て調べてみるとどうやらオオマツバウンラン(Linaria canadensis var.texana)らしかった。
特徴は花が大きく、長さ6‐8o、距が長さ8‐10oとあって特に縦筋には触れていなかったが、距はマツバウ ンランの倍もある表記だった。
マツバウンランの距は確かに短いと思ったが今日は再確認したかった。でも実際には思ったより長く同定する 決め手としては弱そうだった。でも花は小さくどう見ても縦筋はなかった。
オオマツバウンラン マツバウンラン
仮面状の下唇の白い部分に縦筋があるオオマツバウンラン 花冠はより小さく、白い部分には縦筋がないマツバウンラン

大久保樋管工事は思ったより大掛かりで長期間工事でした

大久保樋管工事を遠望
大久保樋管工事現場を下流側から遠望。写真右はじの堤防から伸び出している橋のような部分が私たちの目に触れる大久保樋管
大久保樋管工事内部
2重に囲った大久保樋管工事 大久保樋管工事看板
囲いは2重でその中も工事中です 工事の告知看板
ダンプの往来が激しかったが、すべて大久保桶管工事現場に向かっていた。堤防工事の為の樋管の延長工事だ 。大掛かりな工事で予定期間は24年12月17日までになっていた。
堤防上に出ている施設からは樋管と言う言葉が理解できず調べてみると樋管・樋門 (ひかん・ひもん)とは、 用水流入や内水排除のため堤防を貫通して設置される暗渠です。樋門と樋管との区別については明確な区別はありません。取水のた めのものを用水樋管・内水排除のためのものを排水樋管と言います。(河川用語解説集)とあった。
大久保樋管は大久保浄水場の荒川からの取水樋管で本川と太い長い管で結んでいるとの事だった。

青葉園のフジは少し早めで、錦乃原桜草園のサクラソウは真紅に近い色でした

青葉園
天然記念物の青葉園のフジは白は満開だったが、薄紫のフジの見ごろには少し早目で今回同行した女房は少し 残念だったようだ。
錦乃原桜草園のサクラソウは丈も花も小さくそして色が濃いとの話だったが、久振りに来てビックリした。色 の濃いものはピンクというよりくシンクと言っても過言でない程色が鮮やかだった。
ここも乾燥化の問題を抱えていると聞いていたが、伸び出していたのはヨシよりも乾燥化に強いというオギが 多かった。
青葉園の入口から藤棚を望む。手前が白いフジの花。右は満開のハナミズキ
サクラソウ トウダイグサ サクラソウ
色の濃いサクラソウの群生 柵の外に群生するトウダイグサ オギに囲まれ始めているサクラソウ

休耕田ではアリアケスミレやオヘビイチゴが咲き、チガヤが群生し始めていました

昭和田んぼではまだ水の入っていない乾田から土煙が舞い上がって先が見えないほどだったがどうやらプラザ ウエストまで辿りついて昼食。
南側の休耕田ではセリを採っている人達がいた。聞いてみると小さくて数も少ないようだった。そろそろチガ ヤがアリアケスミレやオヘビイチゴより伸び出していた。
風を少しでも避ける為、鴨川堤桜通り公園の遊歩道を通ると頭上は新緑のさくらに混じって所々八重咲きのさくらが豪華なピンクの花を 付けていた。
アリアケスミレ 八重桜
アリアケスミレとオヘビイチゴ 豪華な八重桜のトンネルです
平成23年5月4日作成