道路付け替え工事は2015年2月27日までですが、西遊馬築堤はまだまだ続きます
去年2〜3年振りに野菊の群生が見られた人家側の西遊馬堤防に多くの重機が入っていた。新しい市道を敷設するための盛土
工事のようだ。
左上は盛土工事が始まった人家側のノリ面。右上の通子止めになっているのが堤防上の従来の市道
下図の荒川西遊馬築堤工事の看板で工事の概要は分かるが、今回市道の切り回し道路と称して内側の盛土した部分にアス
ファルト道路を敷設した。工事用のダンプの通り道として堤防下にアスファルト道を作ったばかりなのにと思ったが、どうやら土木用語で
「切り回し」とは道路や下水管などを一時的に迂回させることで、現在の市道の迂回路の意味だった。
200年に一度の洪水にも耐えられるようにするというのがさいたま築堤のスローガンだが、堤防を高くすれば眺望は失われ
るし、圧迫感もありデメリットが多い。せめて美しい日本の四季を楽しめる堤防にして欲しいと思う。
オニグルミの樹のてっぺんにニガカシュウが多くの珠芽をつけていました
錦乃原桜草園の向かいのオニグルミの樹がすっかり葉を落としていた。何気なく見上げると上の方に珠芽らしきが固まって
見える。
アップしてみるとニガカシュウらしい。あんなに固ま
って付くのかと不思議に思いながらシャッターを押した。
パソコンに移すと花序らしきもたくさん見える。枯れて変色したのかは定かでは無いが花の先が紫色になっていて花序
は短い。もしかしたら雌花かと淡い期待を持って来季の楽しみにした。
一昨年の10月27日には丁度盛りだったギンモクセイがすでに終わりに近かった。
錦乃原桜草園でギンモクセイが花盛りでした参照
塚本の横堤の野菊を観察しましたがやはりユウガギクのようです
去年は野菊の盛りだった塚本の横堤はまだまばらで群生にはほど遠かったが、葉や茎などを含めた花全体は観察し易かった。
花の大きさや舌状花の形そして白色か紫がかっているかの違いや、葉の色の濃淡や質の厚さの違いはあっても、冠毛は短く、
よく分枝して、鋸歯が深くて大きいのはあまり変わらず、ユウガギクと推量するより他なかった。
花の舌状花が細く一般的 | 花の舌状花が太い |
花の色が紫色を帯びるのがある | 葉の鋸歯は大きくて深い |
ヨメナ属の特徴の冠毛が短い | 茎はよく分枝する |
平成26年11月18日作成