富士山をはじめ遠くの山並みがきれいに遠望できました

富士山
青空が広がって富士山も遠望できましたが、冷たい風が強くアゲインストの往路は大変でした。でも復路は難なくスイスイ 帰ってきました。
タコノアシ
今年はタコノアシが小さなブッシュにしかならなく ガッカリでしたが、紅葉ししっかり種子を飛ばしていたようでした。来年に期待です。

 さいたま築堤は昭和区間、西遊馬区間ともハイピッチで工事中です

昭和田んぼ地帯に入り遥か彼方の左岸堤防を遠望すると3分の2くらいの部分が高くなっていた。
昭和築堤
右端の斜めの部分が盛土された断面です。その右の低く見える部分が従来の堤防
西遊馬築堤は従来天端が自動車道になっているのを、下から盛土して拡幅した部分に平行移動する工事だ。そして現在の 道路部分は盛土して最終的に堤防を高くする基礎部分になるようだ。
※2014年10月のマンスリーレポート27の 高くなればこそ美しい日本の四季を映す堤防に!参照
一時民主党政権時代にスーパー堤防は無用の長物と言われたのが遠い昔の夢物語のようだ。
建通新聞によると「国土交通省荒川上流河川事務所は2014年度事業費として総額65億9300万円(前年度比2%減) を確保した。このうち44億0800万円(52%増)を河川改修に投じ、さいたま築堤や荒川中流部改修などを進める。」という。
安倍内閣の景気刺激策の一環として公共事業予算を大幅に増やしている結果だろうが、後世、平成の自然破壊の典型工事と 言われぬように自然に優しい工事であって欲しい。
西遊馬築堤
左側の斜面が新しく拡幅して広げた堤防のノリ面。右のネット沿いが従来の自動車道

 荒川河川敷で緑の葉をいっぱいに付けて太陽を独り占めしているのはキヅタです

キヅタ
今、河川敷で大きな木が青々と茂っているように見えるのはハンノキなどに這い登っているキヅタだ。落葉樹に這い登る ことが多いというキヅタにとってはクヌギ等も多い河川敷は絶好の生育環境なのだろう。
2007年9月の台風9号 までは住んでいた河川敷の人家の近くの林はそれこそキヅタだらけで改めてビックリした。
耕作放棄した所が林に遷移したのだろうが、どの木を見てもキヅタの葉で覆われ、花期は11〜12月というが花は終わって 一輪だけ、後は何処を見ても果実ばかりだった。
キヅタの液果 キヅタの花
散形状に多くの実をつけるキヅタ 一生懸命探して一輪だけあった花
キヅタ(木蔦)Hedera rhombeaは、ウコギ科キヅタ属の常緑つる性木本。別名フユヅタ
気根を出して樹木や岩などに 這い登る。蔓は太いものは直径6p以上になるという。葉は互生、厚く革質で長い葉柄がある。若枝の葉は先が3〜5裂するが、花の付く枝の葉は 先の尖った卵形で先が裂けない。花期は10〜12月で茎の先に球形の散形花序を出し黄緑色の小さな花を多数つける。花径は約1p、花弁は5個で 反り返る。液果は直径約8o、翌年の4〜5月に黒紫色に熟す。中に扁球形の種子が4〜5個入る
気根:地上茎から出た根のこと。主に呼吸や吸廃湿(空気中からの水分収集・あるいは余分な水分の排出)を担う。空中に突き 出た吸水根とはほぼ同じ特質上、厳密な分類はされてはいない。キヅタの場合は付着根。

 一羽だけでいるムクドリからは群生している姿が及びもつきません

ムクドリ
ツルウメモドキ サルスベリ
ツルウメモドキの3裂した殻 サルスベリの赤い新芽
錦乃原桜草園は草焼きをするのだろうかそれぞれのブロックの周囲がきれいに刈り込まれていた。
向かいのオニグルミに小鳥がいて周囲を睥睨しているようだった。モズかと思ったがズームを効かせてみるとムクドリ だった。集団でいる時はすぐにそれと分かるが、こうして一羽だけでいると全くイメージが違う。
ツルウメモドキはすでに赤い仮種皮に包まれた種子を吐き出して、3裂した果実が陽を受けて花のようだった。
青葉園では枝を剪定されて丸坊主になっていたサルスベリが寒さの中でも多くの新芽を出して来年の備えを始めていた。
平成27年1月5日作成