青い山並みと富士山が遠望でき、アップにすると登山道も見えました

昼には気温が上がる予報だったが、朝は冷え込んだのでそれなりの防寒をして出発した。太陽が昇るにつれ気温が上がり、10時過ぎ には汗ばむほどに暖かくなった。
富士山は秋ヶ瀬緑道から首都高速の下に初めて見えるが、この日もきれいに見えていたので浦和ゴルフの所から荒川堤防に上がった。
富士山
秋ヶ瀬公園への横堤近辺の左岸堤防から富士山を望む。無風状態だったので少しもやっていた
羽倉橋付近から富士を望む
羽倉橋から自転車道迂回路に降りる途中を秋ヶ瀬から昭和築堤に土を運ぶダンプがひっきりなしに往来していた。
ここも富士山の撮影ポイントで、ダンプと富士を撮影している人も見られた。

 塚本地区の入り口に野焼きの告知看板がありました。

野焼き看板
竹林を抜けて塚本地区に入る所に例年通り野焼きの告知看板があった。
2月6日予定で、ダメな時は第2希望以下の日にちがかなり書かれていた。でも、農家組合だけに去年のように実施して思うように燃え 広がらない時には、再度といっても人員確保が難しくなってしまうようだ。今年は好天でぜひ実行できるといい。
迂回路脇のヨシ原
野焼きに関しては病害虫の駆除が第一目的で、よりよい稲作には欠かせない行事というが、火の粉や煙が高く上がるのでなかなか 難しい面があるようだ。
再開した7〜8年前ほどではないようだが、毎年2〜3件の通報はあるようだ。消防署は通報を受けた以上何らの行動は起こさねばなら ないとも聞いた事がある。一人一台の携帯時代なだけに簡単に通報できてしまうのは便利になった弊害の気もする。
去年燃え広がらなかった枯れヨシは一部では刈り取ったようで迂回路脇にも広大な空き地ができている。こんな所があるとそう大き く燃え上がることも無くスムーズに行きそうだ。

 大久保樋管はもう役目を新に譲っているようで、周囲の盛土が進んでいます

大久保樋管を中心とした河川敷は堤防拡幅の基礎の盛土が精力的に進められている。荒地だった所だけに広く用地が確保され 大きく工事用の柵で囲われている。
大久保樋管
遠くに見えるのが新しく建造された新大久保樋管
工事が行われていない河川敷や堤防のノリ面には多くの植物たちが寒さを避けて低くロゼット状になって春に備えている。
ロゼット1 ロゼット2
ロゼット1 ロゼット2
タンポポ オヘビイチゴ2
タンポポ オヘビイチゴ
越年草には、ロゼット葉をつける例が多い。冬の間は、寒さに耐えられるように地表に張り付き、しかも光を受けられるように広く 葉を広げる。この形がロゼットである。このような種は、春になるとその中央から茎が伸びて、背が高くなり、花をつける。このとき、伸びた茎にも葉を つけるものが多い。
霜にあたって紅葉するのは葉のつけ根に水分や養分が詰まり、葉に合成された糖分が溜まるため。この糖分からアントシアンが合成 されて赤くなる、一種の老化現象という。

 鴻沼川にオオバンが飛来し、錦乃原桜草園ではサクラソウの芽生えが見られました

今年はオオバンが20数羽鴻沼川に飛来している。数羽でいるのはたまに見るがこんなに群れをなしているのは初めてだ。
オオバン
サクラソウ
調べてみると埼玉県では絶滅危惧T類(CR)に指定されていた。全長は全長32-39cm。虹彩は赤や赤褐色で嘴は白い。上嘴から額にかけ て白い肉質(額板)で覆われるのが最大の特徴だ。
錦乃原桜草園ではサクラソウの芽生えが2〜3見られた。何年か前にも見られたが、田島ケ原ではまだでやはりこちらの方が早い。

平成28年3月1日作成