八島ニュータウンのヒガンバナが見事な群生になっていました
9月27日は荒川堤の観察には行かず仕舞いだった。
23日は彩の国環境大学の4回目の講座が北本の埼玉県自然学習センターで開かれるし、雨との予報だったので秋分の日の観察と墓参りは
前日の22日に行なった。
お彼岸にはお墓参りに行かねばならないというのは女房どのの価値観で、27日があるからスキップとはならなくて、結局27日の方をキャ
ンセルしてしまった。
でも5日早めたお蔭で八島ニュータウンのヒガンバナの見事な群生が
見られた。2011年9月27日以来の事で、7年の間に見事に広がっていた。
羽根倉橋とさくら草橋間の堤防上のヒガンバナはほとんど終わりだったが、ここは陽当たりはあまり良くないノリ面なので盛りは過ぎて
いてもまだまだ十分楽しめた。
9年目の八島ニュータウンのヒガンバナ | 盛りは少し過ぎた感じでも見事な群生 |
あまりに身近過ぎてついつい見逃しがちなヨモギですが
治水橋の下周辺にニラが白い花をいっぱいに咲かせていた近くで、ヨモギが花らしくない花を付けて大量に倒れ込んでいた。
夏から秋にかけて、茎の頂で分枝し、複総状花序状となって、筒状花だけからなる淡褐色小形の頭花を多数つける。頭花は幅1.5mm、
長さ3.5mm総苞にはまばらにクモ毛がある(新牧野日本植物図鑑)
別名カズサヨモギは地下茎を伸ばして増える。小花は黄白色で中心部の小花は両性、周囲のものは雌性でともに結実するという。
自転車道迂回路にはオオブタクサ、アレチウリなどの外来種が多く見られた
今回も自転車道沿線では葉脈だけの葉を付けたクワやオニグルミそして犯人のアメリカシロヒトリの幼虫が多く見られ、青葉園では盛り
は過ぎたヤマハギにアオスジハナバチが吸蜜に来ていた。
アレチウリの雄花は花径約1p、雄しべは花糸も葯も合着してキノコ状になっている。ミツバチが来ているのは雌花で柱頭が3裂する。
右はマメ科のメドハギ。茎を占いのメドギにしたのが名の由来。
右はマメ科のメドハギ。茎を占いのメドギにしたのが名の由来。
葉腋から総状花序を出し紅紫色の花をつける | シラハギ(白萩)はマメ科の落葉低木 |
芋虫と毛虫を色々調べましたがどうしても同定できません
ホシホウジャク | アメリカシロヒトリ? |
左はノブドウやアオツヅラフジそしてヘクソカズラも絡まった江川の金網で見つけた芋虫。モンシロチョウの幼虫かなと思い、大きくて
見栄えもするので色々な角度から撮ってみた。特に左はちょっと気取ったポーズにも見えて、目が可愛く口ひげみたいのも面白い。
ヘクソカズラの茎に絡んでいるようなのでホシホウジャクの幼虫と思ったが、そうは単純ではなさそうだ。
右上の毛虫はアカネに来ていたので食草とする種を調べるとオオスカシバなどが出てくるが、全く違いそうだ。近くのクワにたかってい
たアメリカシロヒトリの幼虫とも思ったが確信はない。
ネット検索をしたり手持ちの図鑑等で調べても今のところお手上げだ。どなたかお分かりなら是非教えていただければ幸いです。
平成29年12月6日作成