野球グランド向かいの囲ぎょう堤はほぼ既定の高さになったようです
2023年11月27日は絶好の秋日和。9時40分に自宅を出て、中浦和からさいたま鴻巣線(57号線)を走り、プラザウエストの南側から中土手橋を渡って荒川堤防の中腹に上がり、羽倉橋まで走った。
工事現場は10月までの出水期の規制が終わってダンプが忙しく行き来して活気にあふれていた。野球グランドと向い合せ辺りの囲ぎょう堤は予定の高さ位まで盛り土されていたようだ。色々なクレーンもアチコチで動き工事の活気が感じられた。
手前のダンプはすぐ先の坂路を上がってクレーンの所まで土を運んでいるようだ
元クラブハウスがあった所からは新しい工事区域になるが、自転車道との境の垣根と工事地との間に工事用のネットが一直線に張られて徒歩で歩ける空間ができていた。以前自転車道があった植水の横堤の位置位までだった。
この区間は農道がオオブタクサなどに占領されていて通れなかった所なので興味があったが、ゴルフ場側の柵の植物にはほとんど見るべきものが無かった。
工事現場は今までの所よりよりフラットな所だったようで樹木はほとんど無く土壌を掘り返す工事が進められていた。終点近くには横堤と交わる所には必ずあった多くの土管が並べられていた。
工事用のネットが張られ徒歩区間があった工事地は取敢えずここまで。
外側には工事説明など色々な看板が並んでいたが、この辺りの工事予定は来年の3月末までのようだ。
アンケートを見て、環境や自然保護は地元の責任と再認識しました
設問1,2は調節池の読み方と機能を質問しました。
調節池の池は普通に読んだら「チ」ではなく「イケ」と思ったので質問してみましたが、はいといいえの差は思ったほどではなく、大きな差はありませんでした。
「ちょうせつち」という名詞が案外浸透している事を感じました。
設問3は「何処が洪水になるのを防ぐため」なのでしょうとの設問でほぼ想定通りの回答でしたが、中に「5年前の新開1丁目の洪水はなぜ起こった?」との疑問を書いた方がいました。洪水の怖さを体験した人なのでしょう。
左岸堤防上に建つ調節池の説明版。後ろは昭和の水田地帯
設問5の調節池についてもっと知りたいですか?との設問はあまり意味が無かったように思いました。
設問4の「荒川第2調節池は洪水の時に役立つ堤防や雨水を流す小川を造っています。この堤防や小川を市民の憩いの場所にするにはどうしたらいいと思いますか」の回答を見て改めて調節池工事と環境・自然保護とは別物という思いを強くしました。
調節池工事に従事しているのは国土交通省の方たちです。任務は頑丈な管理しやすい調節池、言い換えれば大雨で増水した時にその水を受け止めて決して崩れない堤防(囲ぎょう堤)とその関連施設を造る事です。しかも3〜4年で転勤を余儀なくされます。
このようなミッションを持った人たちに環境・自然保護を考え、実施して欲しいといってもしょせん無理な話という事に今回改めて気づかされました。
調節池に関する環境・自然保護は地元のさいたま市が考え実施する、工事事務所と連絡を取りながら計画・提言・実行していく事なのだと気づきました。
底面も側面もセメントで固めた3面張りの池内水路は工事事務所にとっては工法も簡単で管理しやすい水路という点でベストの選択肢です。でもさいたま市にすれば流れが早く危険で、草も生えず魚も住めない川で不可な事は当然です。
「自然観察のため、畑にする。木を植えて散歩道を作る」という提案がありました。河川敷をコンクリートで固めてグレーインフラにしないのはさいたま市の役目なのです。ここに住むさいたま市民が環境・自然保護については積極的に関与し、提言し、リードしていかねばならないのだと再認識させられました。
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令和6年の錦乃原櫻桑園まつりは4月6日〜8日の予定との事です
地球は温暖化の段階を通り越して沸騰化の時代に入っているとの報道もあります。
温暖化が進んでいることは日常生活でも実感させられます。
先日錦乃原櫻草だよりを頂戴しました。
それによると来年令和6年の櫻草園まつりは4月6日(土)〜8日(月)の予定との事。温暖化に合わせた早い設定になっている。
令和5年4月14日の桜区サクラソウ展
今年の鉢植えのサクラソウの花の盛りは13,14日くらいだったので、今年通りとすると田島ヶ原の「さくら草まつり’24」は14日にしても鉢植えのサクラソウもちょうどいい時期と思うが・・・。
ちなみに従来通りの日程でいくと4月第3週の日曜日は21日だ。この日だと、自生地のサクラソウは完全に終わってスイバの園になっている。
鉢植えのサクラソウでも一番の盛りは過ぎていると思うので、さいたま観光国際協会も是非とも検討して欲しい。
荒川第二・三調節池工事が行われています
荒川第二・三調節池工事は通常では見えないところで行われていますが、確実に進んでいるので概要図は掲載していきます。
上記は荒川上流河川事務所のH.Pの荒川洪水調節池の整備より
令和5年11月7日作成