撮影:左は14年5月22日、右は10年5月3日いずれもさいたま市の荒川河川敷にて | |
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葉 | 葉はほとんど基部まで5〜7裂する | 根・茎 | 茎は多く枝を分け微細な毛を密生する |
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花 | 花径約1cmの淡紅色で萼と同長 | 果 実 | 刮ハの嘴は長さ1.5〜2p |
高さ | 約10〜60pで斜上するp | 花 期 | 3月〜6月 |
生育地 | 空き地や道端に生える1年草 | 分 布 | 本州、四国、九州、沖縄 |
別 名 | 花言葉 | 誰か私に気付いて | |
渡 来 | 1932年京都で牧野が発見 | 近似種 | ゲンノショウコ |
和 名 | フウロが付く植物名は多くあるがその由来についてはほとんど書かれていない。新牧野植物図鑑には漢名ではないとはあったがそれだけだ。風露の由来 については、花や葉の露が風に揺れて美しい草を表す(野草の名前)とあったがこの属の草が特に美しい訳ではなさそうだ。フウロソウ属の刮ハは熟すと5裂し、 普通裂片が巻き上がるのが特徴という。 |
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雑 記 | 日常的に見る草でポピュラー。原産地は北アメリカで、1932年に牧野富太郎が京都市の南で見つけて報告した(日本の帰化植物)。日本に自生するフウロソ ウ属の種子はなめらかで花弁が萼片より長いが、アメリカフウロの種子には隆起した模様があり、花弁は萼片とほぼ同長という。 |
2018年6月5日作成 2021年5月6日改訂
アメリカフウロ果実 | アメリカフウロ紅葉 |
アメリカフウロ果実を飛ばした後の神輿 | アメリカフウロ種子には網目模様がある |