撮影:09年5月2日荒川河口近くの堤防斜面にて | |
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葉 | 葉は総て根生。長さ約6〜11p、白毛を密生 | 根・茎 | 根元を除いて無毛、鱗片葉を疎らにつける |
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花 | 花径3〜4pでタンポポによく似る | 果 実 | 痩果は全て3〜6oの冠毛柄がある |
高さ | 長さ30〜80cm | 花 期 | 5月〜10月 |
生育地 | 荒地、土手や草はら | 分 布 | 日本全土 |
別 名 | タンポポモドキ | 花言葉 | 平凡の非凡(個性が無いようだが・・・) |
渡 来 | 1933年札幌に帰化 | 近似種 | ヒメブタ |
和 名 | 「1933年、札幌に帰化したものにタンポポモドキと命名され(伊藤浩司1965植研40:219)、翌年、北村四郎によって兵庫県
六甲山に帰化したものにフランス語名(ブタのサラダ)からブタナの名がつけられた」(日本の帰化植物)というが、結局札幌の
タンポポモドキは正式に発表されなかったのだろうか? フランス語のSalade-de-poreの語感は悪くないが、豚菜は音感が悪 く、タンポポモドキの方が分かり易くていいと思うのは私だけだろうか。 |
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雑 記 | 私がこの植物を初めて見たのは北海道。長い茎の先の花が風に揺らいでいたのが印象的だった。今回自分の意識ではそれ以来 6年振りと思うが、見ていてもタンポポくらいにしか思わなかったのかもしれない。その時至る所で見られた橙赤色のコウリンタ ンポポも戦後広まった帰化植物で繁殖が懸念されていたが、さいたま市では一度見ただけでその後は無いようだ。 |
09年5月3日作成
根元から伸びた50pを超える花茎の先に花をつけます | 葉はすべて根生葉で、先端は円く切れ込みは多い |