撮影:左は08年4月28日、右は09年5月13日いずれもさいたま市の荒川堤防にて | |
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葉 | 箆形の葉は全て根生。長さ10〜20p | 根・茎 | 太く短い根茎がある |
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花 | 花茎上の穂状花序に多数付く | 果 実 | 黒色の2種子を入れる。長さ約2o |
高さ | 20〜70cm | 花 期 | 5月〜8月 |
生育地 | 日当たりのいい堤防や野原 | 分 布 | 日本全土 |
別 名 | 花言葉 | 繊細な美(線香花火に似る) | |
渡 来 | 幕末に渡来 | 近似種 | オオバコ、ツボミオオバコ |
和 名 | 根生葉の形がヘラに似るオオバコ科オオバコ属の多年草で箆大葉子。種小名のlanceolataは披針形の意でやはり葉の形を 表している。大葉子は在来種のオオバコと同属な事から。 |
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雑 記 | 日当たりのいい所を好むヨーロッパ原産の帰化植物。スイバが茂る5月初旬の荒川土手で除草作業が終わった後、いち早く 花茎を伸ばし群生して線香花火のような穂状花序を風に揺らせている。その様は何とも言えない風情があり、とても帰化植物とは思 えない。雌しべ先熟の風媒花で輪状に付く白い葯をつけた雄しべの上方には線状の雌しべがついている。徐々に咲きあがっていく のでひとつの花穂に下から果実、雄しべ、雌しべの順に見られる事も珍しくない。 |
09年6月6日作成
09年1月28日 荒川河川敷の畔道にて | 咲き終わりかけた老花穂とこれから咲き上る若花穂 |
雄しべの葯たちの競演です | 上から見ると雄しべがロンドを踊っているよう |
ヒラタアブが花粉を食べに来ています |