キク科イズハハコ属(ムカシヨモギ属)
学名(属名+種小名)Conyza canadensis(Erigeron canadensis)
属名のConyzaはchonos(不完全)に由来、Erigeronはeri(早い)+geron(老人)で灰白色の軟毛で覆われた早く花
の咲く植物の意味。
種小名のcanadensisはカナダの意
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撮影:09年8月19日さいたま市桜区荒川堤防にて |
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葉 |
縁と下面の脈状にのみ毛がある |
根・茎 |
茎には荒い毛が生える |
花 |
舌状花は白色で明瞭 |
果 実 |
淡褐色の冠毛をつけ飛散する |
高さ |
50〜150cm |
花 期 |
8月〜10月 |
生育地 |
空地、道端、堤防等 |
分 布 |
日本全土 |
別 名 |
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花言葉 |
人懐っこい(人里のあらゆる所に生育) |
渡 来 | 明治初期に渡来(北アメリカ原産) | 近似種 |
オオアレチノギク |
和 名 |
姫は小さいの意味で、ムカシヨモギはヤナギヨモギの別名。そしてヨモギの語源は不明(新牧野日本植物図鑑)とある。い
ずれにしろムカシヨモギに良く似た小さい花をつけるのが名の由来だろう。
野草の名前(山と渓谷社)では花[頭花]が小さいので"姫"。維新の頃の草だから"昔"。草姿は"ヨモギ"に似る。と明快だ。
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雑 記 |
ヒメムカシヨモギとオオアレチノギクはよく似て判別がナカナカ難しい。一番の相違点はヒメムカシヨモギの頭花は白い舌状
花が見える事。全体に明るい緑色、茎には粗毛があり、茎葉には少しの歯芽と縁と下面の脈状にのみ毛がある事など。
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09年8月20日作成
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白い舌状花がハッキリと見えます |
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